空間のあるじ
ミコ(演・尾崎ますみ)
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おおざっぱでもないあらすじ(田口勝彦監督/辻真先脚本)
ミコはルリコにイソップの狼と少年の絵本を読み聞かせる。
魔法組全員に読ませていたルリコは、ミコがまあまあ上手だったと判定した。
それはそうと、本来の目的だった宿題の確認をハテナマンに依頼する。
ふと背後に、ミコのお手玉を物欲しげに見つめる女の子が立っていた。
ミコはお手玉を渡すが、当の本人は放り捨てて駆け去った。
ミコとハテナマンが呆然とする顔にサブタイかぶせてはいスタート。
ミコはあの子とまた出会った。
ボールを追いかけて、ミコの自転車の前に飛び出した。
尻餅ついでに変に手を突いたらしく、女の子は腕を押さえる。
病院に案内しようとしたミコだが、女の子はケロッと立ち上がり、ミコが放り倒した自転車を起こす。
女の子はミコの名を聞き取って駆け去った。

翌日、その子が西町小から5の3に転入してきた。
宇都宮月子というらしい…ミコは同級生になれて嬉しがる。
魔法組の男たちは、さっそく月子を取り囲む。
ショースケは男たちのデレデレぶりに呆れ果てるが、あなたの方がかわいいですよ。
チクワは矢継ぎ早に家族のことを尋ねるが、月子は一気に口ごもる。
空気読めないチクワは根掘り葉掘りで境遇を知ろうと食い下がる。
お父さんは亡くなったし、お母さんもいないという。
男組は一瞬で月子に同情した。
放課後、ハテナマンはMJバッグ、チクワは両手いっぱいの漫画を抱えて出かける。
出くわした2人は、互いに行き先を告げずに先を急いで、結局月子の住む東田組の建築現場に到着する。
お互いご機嫌取りに走った口、互いの魂胆は読めた。
飯場のおばさんに月子の行方を問う。
おばさんはあっさり月子の母と名乗る。
話が違う…2人は母ちゃんに食い下がる。
またやられたと大笑いした母ちゃんだが、次の瞬間は大激怒。
2人がのけぞる大声で月子を呼び出す。
でっかい声は上空のベルバラもびびらせる。
母ちゃんの前で、月子は縮こまる。
反省を促す母ちゃんに月子は謝って反省を明らかにするが、何度も裏切られてきた母ちゃんには通じない。
反省の弁は嘘と言ってごらん、と煽られた月子はケロッと「嘘」と言う。
ほらごらん、母ちゃんの手が出た。
至近距離のハテナマンとチクワはもちろん、遠く屋根の上から見物中のベルバラも頬を押さえる。
慌てて母ちゃんを宥める2人だが、いつものことにご立腹の母ちゃんは立ち去ってしまう。
母ちゃんの姿が消えたところで、月子はあれを継母と明かす。
念を押すハテナマンだが、本当と言い張って泣き出す月子にあっさりほだされる。
ハテナマンはMJバッグでご機嫌を取ろうとバッグを開く。
とたんに月子は嘘泣き終了。
また騙された…げんなりのチクワに対し、ベルバラは月子の嘘つき資質に感激する。
結局、2人はマジッカーを披露する。
行先をリクエストすると、以外にも小学校を月子は希望した。
ハテナと思ったものの、飛べ!
とにもかくにも学校到着。
運がいいの悪いのか、校庭には女組+抜け駆けされたガンモがいた。
MJグッズ大公開に一同詰め寄る。
ハテナマンとチクワは月子の最新情報を挙げ、目的を明かした。
ミコは継母の話題も信じられなかった。
ミコが月子に詰め寄ると、月子はミコの自転車に取り付いてはぐらかす。
月子はちょっと自転車をいじくると、後輪ブレーキの利きが悪いと指摘する。
乗ってみないとはっきりしないが…ということで、ミコに無許可で自転車にまたがる。
ちょっと走って振り返り、やっぱり継母話も嘘と言い捨てて走り去る。
完全にしてやられたハテナマンはウソの宮ツキ子のあだ名が伊達じゃないと納得する。
最大の被害者ミコも怒り心頭、マジッカーで追撃…。
カンザブロー登場、分解して正体見てやる!
搭乗断念、小さくなれ。
あーあ完全にカンザブローに魅入られてしまった。。。

一方、河川敷まで乗り込んだ月子だったが…
調子こいて片手運転の最中に石に乗り上げた。
月子は転げ落ち、無人の自転車は橋脚塗装中の塗装工の脚立を直撃。
塗装工転落、月子も自転車もペンキまみれ。
ボロボロで帰ってきた自転車を前にミコは悔しいやら悲しいやら。
そりゃ5年生らしからぬ駄々こねて買ってもらった奴ですもん。
ミコはショースケに抱きついて泣き出した。
月子も涙ぼろぼろで謝り出す…と思ったら…
バンカラなヤンキーにとっ捕まって、自転車を取られてペンキをぶちまけられた、とか。
食い下がっているうちに、ヤンキーに掴まれたシャツの袖が破られたと見せつける。
ブラウン管のこっちではブーイングだが、ガンモはミコに寛大な処分を求める。
ハテナマンとチクワにも促され、ミコは許そうとした。
その直前、「嘘つき!」の一言で中断。
ユタカは月子を指差して再度嘘つき宣言。
ユタカは一部始終をどこからかわからないが目撃していた。
まずはペンキを被るまでは先ほどの再現映像で。
塗装工そっちのけで立ち去りながらシナリオを考え、自分で袖を引き破ってでっち上げた。
…というのをユタカが証言した。
ハテナマンとミコは詰め寄るが、月子は軽く謝って逃げ出した。
ミコはハテナマンを吹っ飛ばして追いかける。
わっわっ空をバルバレ~
食い下がるミコはCM中に追いつき、転んだ月子の前に立ちふさがる。
嘘つきを責めるミコに背を向ける月子に、ミコはさらに訴えかける。
買って返すと開き直る月子にミコは絶句する。
自転車が問題じゃない、月子の嘘つきが問題なのだ。
ミコは狼少年の話を持ち出す。
本当に狼が来た時、誰も信じてくれなくてもいいの?
ふてくされた月子は、ミコを振り切って去ってしまった。
それを笑うのは、飲酒運転防止蛸看板に隠れたベルバラ。
フテクサレダコの着ぐるみ特撮は東宝ですよ曽我さん。
ベルバラは魔女の素質十分と高笑い。
飛びつくミコをかわし、スカウトをほのめかす。
月子を魔女に変えてなるものか、からかうベルバラにミコは食い下がる。
月子を守ろうとミコは走る…おっぱいゆさゆさに目が行ってしまいます。

ミコはハテナマンのMJバッグからマンガンキーを取り出す。
さんざん裏切られたにもかかわらず、月子を思うミコをハテナマンは案じる。
友達だから当然…ミコは動じない。
嘘を後悔し、正直な人になりますように…ハテナマンは感激する。
マンガンキー発動…。
翌日…
チクワはしょんぼり登校してくる月子を目撃した。
マンガンキーの効能をガンモも確信する。
それにしても効きすぎとハテナマンはいぶかしむ。
ミコは事情を聞いてみる。
月子は涙ながらに沈黙する。
母ちゃんが車にはねられたという。
意識不明の重体とあって、みんな同情するのだが…
のこのこ学校に来るわけがないとハテナマンは気づいた。
ミコが確認すると、月子はあっさり認める。
ミコの堪忍袋もここまで。
ミコは声を張り上げるし、ガンモも机を殴って怒り狂う。
もうおしまいだ。
…というところにカンザブローが飛び込んでくる。
嘘からまことが出た…。
カンザブローに促され、月子が病院に走る。
あんまりにもあんまりなマンガンキーの効能にミコはカンザブローを問い詰める。
冗談で言えるこっちゃない、カンザブローは先生だぞ。
ミコはマンガンキーを使った責任を思い知る。
カンザブローは月子の嘘つきを分析する。
母ちゃんが飯場を渡り歩くたびに、月子は転校を続けてきた。
嘘をついてでも気を引いて仲間になりたかったんだろうよ…。
ミコの背中越しに、カンザブローは小銭いっぱいの紙袋を振ってみせる。
本気で弁償しようと小遣いをかき集めたものを言付かったものだった。
月子はミコをいい人と認めたらしい。
月子はお手玉の件もカンザブローに明かしていた。
月子はミコに感謝すら覚えていた。
感極まったミコは教室を飛び出した。
もし母ちゃんに万一のことがあったら…ミコは無事を祈る。
さりげなく「宇都宮さん」から「月子ちゃん」に呼び名が変わってます、さすが辻先生。
病室を除くミコは安堵する。
母ちゃんはかすり傷で済んでいた、やっぱりカンザブローの早合点。
母ちゃんの笑顔に安心した月子に笑顔が戻る。
月子は嘘をつかない約束をして指切りする。
今度こそ本当の改心だとミコは確信する。
もう嘘はこりごり。
安心して去ろうとする巫女のそばにベルバラが現れる。
嘘をやめたら魔女の資格なし、とんだめがね違いだったよ。
これでスカウトの目もなさそうだ。

恒例のしっぺ返しは、授業放棄で廊下に立ってろ。
それでも、月子の変化を思えば、ミコにはつらくもないしっぺ返しだった。
立たせたカンザブローも釘は刺すが、ミコの喜びは理解した。
やがて月子は再び旅立つ時が来た。
ミコは再びお手玉を差し出す。
今度こそ月子は笑顔で受け取った。
月子は魔法組の魔法を紹介するが、母ちゃんは嘘と取り合わない。
本当なんだけどな…。
それは月子と魔法組だけが知っている。

空間の詳細
冒頭の絵本読み聞かせシーンで空間発動。読み終わって立ち上がる瞬間に太腿が開き、恥ずかしい白いものが丸見えになる。ショースケもミコも普段はブルマガードしてるのに、この回ばかりはノーマークだったようで。。。小さい頃はたくさん白いものが鑑賞できたますみちゃんだが、けしからん体の頃になって拝めるとはありがたやありがたや…。

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あるじのその他の分布地
・キカイダー01#6「魔術師対ゼロワンの秘密能力!!」(1973年)
・仮面ライダーX#18「恐い! ゴッドの化け猫作戦だ!」(1974年)
・ザ・カゲスター#29「カラスガー 死の四次元作戦!」(1976年)
・UFO大戦争 戦え! レッドタイガー#7「吼える超高層ビル」(1978年)