空間のあるじ
ミー子(演・中原純子)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(木俣和夫監督/藤川桂介脚本)
大ちゃんはしばらくお出かけの身。
バスを見送ったブースカ・チャメゴン・ミー子だったのだが…。
ブースカの尻尾にぶら下がる男の子約1名。
りゃりゃりゃりゃりゃ…気づいたブースカは宥めて立ち去る。
ところが、どこまでもどこまでも男の子はついて来る。
振り返るたびに足を止めるものの、何度やってもついて来る。
お家に帰らないとお母さんに叱られる、と言っても響かない。
家を聞いても知らないの一点張り。
ママはどっちか聞いてみても、あっちと言ったりこっちと言ったり。
きりがないので、チャメゴンがおんぶして探すことにした。
ところがだ…。
四つ角に来るたびに、あっちにこっちに振り回される。
折悪しく、交番の前でチャメゴンとブースカたちは合流した。
結局、チャメゴンの早駆けは無駄足だった。
お巡りさんに届けようとミー子は言うが、男の子はブースカの陰に隠れてしまう。
そしてミー子に水鉄砲。
騒ぎを聞いたお巡りさんが出てくるが、ブースカはシラを切る。
サブタイどおりの強力爆弾をゲットしてしまったようですブースカ。

…そんなわけで、タツオを預かる看板を掛け、親の到着を待つことになった。
ヒロシとチョロ吉も巻き込まれたとは思いもよらず…。
父ちゃんは大人の判断で、警察経由養護施設の可能性も考える。
それはそれでかわいそうなので、親が現れるまで預かることを父ちゃんは決意する。
ということで、一同はパラサパラサでタツオを呼ぶ。
タツオは唐突に力自慢をする。
話半分に聞き流していた父ちゃんの前で、タツオは立てかけた角材を抱き上げた。
角材が棚のハンマーに引っかかり、ハンマーが父ちゃんの頭にまっ逆さま。
父ちゃんの気絶にみんな慌てている隙に、タツオは道に飛び出した。
折悪しくトラックが…え~い!
ブースカが抱っこして救出する間、タツオはどっかに行くと駄々をこねる。
おじちゃんに薬を届けるんだ、ときた。
危険だし、薬は家にたんとあるし、しかし心意気にブースカは関心する。
飛行機代わりに飛んで遊んであげることにした。
そんなわけで、タツオは空の旅を堪能する。
しかし、夜になっても身元は判明しなかった。
父ちゃんは皿回しを披露する…さすが猫八師匠。
タツオはトライすることにした。
が、皿じゃなくてブースカ回しだそうな。
皿を推す父ちゃんだが、タツオが駄々こね出しちゃしょうがねぇなあ。
ナイナイのパッ+かいぐりかいぐりのチョン。
タツオの竹はたきの先っぽに飛び乗ってくりんくりん回る。
調子に乗ったタツオはスピードアップ。
あ・あ・あ・あ~っ…無事に(?)部屋の隅っこに吹っ飛んだ。
へろへろのブースカをはたきで指して大喜びのタツオだった。
真夜中…ブースカは変な物音で目覚めた。
タツオがハンモックから消えている。
屯田家を探ると、父ちゃんの部屋の障子がびりびりに破れている。
ひえええええ! 障子も襖もびりびり+落書きでぼろぼろ!
こんな中で高いびきの父ちゃんを揺り起こす。
一番身近な別世界に父ちゃんもあんぐり。
犯人は…襖を突き破って飛び込んできた。
障子の桟によじ登って大騒動のタツオに父ちゃんもブチ切れる。
ブースカと2人がかりで取り押さえようとするが、タツオはあっさりすり抜ける。
駄目だこりゃ…。

翌日…
タツオは屯田家からミー子に押し付けられた。
うたた寝中のミー子にひげを描いて、タツオはちゃぶ台の下に隠れる。
おやつを持ってきたママさんは、ミー子のカイゼル髭に大爆笑。
その隙に、ちゃぶ台の上に放置されたおやつはタツオにちょろまかされていた。
ただし、お団子と羊羹と、ねとねと系を突っ込めば、必然的にううう~んなわけで。
久々にたこパパ先生登場です。
早合点のたこパパがママのおポンポンを見ているうちに、タツオはちゃっかり回復していた。
一方、台風一過の屯田家。
昼になってもダウン中の父ちゃんをブースカは起こすが、うんともすんとも言わない。
慌ててえ~いで立たせたが、やっぱり立ったまま動かない。
お医者さんに連れて行かなくちゃ、ということで、たこ先生の病院までえ~い。
かなりひどい「ねむいねむいショック病」だとさ。
たこ先生はショック療法に取り掛かるが、タツオが診察室に潜入してきた。
たこ先生は電極を自分の両腕に巻きつけてブースカに説明する。
…当然ながら、タツオが勝手にスイッチオン。
たあああすけてええええええ!
強制ダンスでひいひいのたこ先生に気づいたブースカはタツオを発見する。
逃げたタツオそっちのけでスイッチオフ。
病室を駆け回るタツオは、乱入したミー子に負われて飛び出していった。
取り残されたブースカは、固まったままの父ちゃんとたこ先生に困惑する。
しょうがない、父ちゃんにも電極をつけて、2人まとめてスイッチオン。
ふぅ…2人ともやっと回復しましたよ。
CM…。

屯田家…
弱りきった父ちゃんに、たこ先生夫妻は警察の手に委ねる提案をする。
ブースカも始終おんぶしていないと昼寝しないので弱っていた。
父ちゃんは遂に施設へ預ける決心をする。
それでもブースカは施設送りに反対する。
チャメゴンも交代を志願してきた。
誕生当時の聞かん坊が嘘みたいにいい子になりましたなチャメゴン。
たこ先生も父ちゃんも奥さんももらい泣き。
この間に、ブースカは子育て勉強に保健所の講習会へ向かう。
一方、チャメゴンはタツオの遊びに付き合う。
だが、タツオは鬼ごっこで捕まった途端に飽きてやめてしまう。
チャメゴンはだるまに変身して別の遊びに誘う。
だが、タツオのサッカーボールキックを食らってしまう。
飽きっぽいタツオは、チャメゴンたちをほったらかしに、噴水の縁で平均台。
止めようとしたヒロシとチョロ吉の方がまっ逆さま。
講習会から戻ってきたブースカの後ろから、ミー子が水鉄砲に追われて逃げ込んできた。
へろへろで帰ってきたチャメゴンはとうとう音を上げた。
ヒロシとチョロ吉の惨状と、追われっ放しのミー子を見かねて、ブースカは強制昼寝に取り掛かる。
チョロ吉のくしゃみもヒロシが強制終了
そのヒロシの怒鳴り声もミー子が釘を刺す。
とはいえ、父ちゃんの廃車解体の仕事はとんてん音がするし、外ではクラクションが鳴ってるし。
音のするものみんな止めちゃえ、とチャメゴンの提案にブースカは乗った。
父ちゃんにえ~い! 車にしっぽビーム! ヘリにもえ~いで方向転換。
やっと静かになったと思ったら、また新手の車がやってきた。
かくなる上はオールストップ大作戦だ。
ブースカは火の見櫓に飛び上がる。
えええええ~~~~い!
車も電車も人ごみもぴたっと止まった。
やっとみんな昼寝もできる。
…と思ったのに、一番がんばった奴が大くしゃみ。
タツオがぐずりながら目覚めてしまった。
ミー子に突っ込まれて、しおしおのパ~…。

その頃、ようやくタツオの捜索が始まっていた。
お巡りさんはタツオの写真を見て、何となく見覚えがあった。
煮え切らないお巡りさんに逆切れする両親だが…
東京旅行に来たはいいが、タツオがいなくなったのを今になって気づいたという。
遅すぎるっつーの、とお巡りさんが怒るのもごもっとも。
ようやくお巡りさんも、ブースカの連れた子だと思い出した。
その頃、ブースカたちはインディアンごっこでタツオの気を引こうとしていた。
トラップの網が仕掛けてあるとも知らず、お巡りさんと両親は庭に向かう。
ブースカの合図で、タツオがロープを引く。
ロープで転んで、3人とも網の中。
タツオを目視した両親にも「あれ、怪獣が口聞いたぞ」ときた。
まったく寂しがるそぶりもないので、網の中で3人は苦笑い。

お別れの時が来たが、タツオはブースカと離れたくなくて駄々をこねる。
ブースカは時々訪問することを約束して指切りする。
…でもさ、もう1月もしないうちに、ブースカは遠くに行ってしまうんだよね…。
やっとうるさいのがいなくなったが、ブースカは寂しさを禁じえない。
子供は大変だけどかわいいな。
ということで、チャメゴンを赤ちゃんに変身させる。
ブースカが抱っこしてきたチャメゴンベビーにみんなあんぐり。
また子供…父ちゃんは気絶してしまいましたとさ…。

空間の詳細
追っかけっこシーンで空間発動。タツオに追いかけられてドラム缶をぐるぐる回って水鉄砲を避けている間、ワンピースが翻って白いもこもこが現れる。

イメージ 2
あるじのその他の分布地
・ウルトラQ#18「虹の卵」(1966年)