空間のあるじ
池田アヤ(演・斉藤吏絵子)
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おおざっぱでもないあらすじ(山田稔監督/上原正三脚本)
ごく普通の住宅地のごく普通の池田家で何かが起ころうとしていようとは、誰も感じられなかった。
アヤの誕生日ということで、平穏な夕方を迎えようとしていた。
いつものようにジムニーを走らせる大は、落下する光を目撃した。
そうと知らない池田家では、ごく普通の誕生パーティが進んでいた。
すると、閃光とともにジローが吠え出した。
見ると、庭に青く光る隕石が落ちていた。
あまりの青さにサファイアかもとママは皮算用。
光を探していた大は、ジローの遠吠えに気づいて池田家の人々に声をかける。
パパは隕石を後ろ手に隠し、何事もないように装って家に戻った。
やり過ごそうと思った大だが、ジローの怯えようが尋常でないことに気づく。
光を探しに再び走り出す大をギャル2人が監視していた。
そうとも知らず、池田家は明日の鑑定に備えて厳重に隕石を収納する。
クローゼットの中で、隕石から発芽しようとは夢にも思わず…。
ということでサブタイぱららーったたたたーん!
ということで、ポー様は不思議獣ツタツタの孵化をクビライ様に伝える。
人の言葉を話し、知能を持ち、人を支配できるという新種不思議獣のプロトタイプだ。
間もなく決行する全銀河大侵略計画の尖兵とすべく開発されたものだ。
一方、ヘスラーは実験先が一般家庭なのを疑問視する。
大富豪ならば餌の資金に事欠かないはずであろうに…
しかし、ポー様には算段があった。
一億総中流意識のある昭和日本を支配するには、中流家庭を席巻することが肝要だ。
最も平凡な池田家をあえて選んだもの、平均的なサンプルになり得るからだった。
…デアゴスティーニ試験販売でおなじみ静岡県みたいなもんです。
クビライ様はツタツタの成功を言明する。
そこにギャル2人が到着し、大の行動を伝える。
余計な詮索を防ぐために、ポー様は周辺に隕石をばら撒かせる。
大は公園で隕石を発見し、バビロスに回収する。
解析してみると、ごく普通の本物の隕石だった。
しかし、ツタツタの卵は鬼火のように発光して落ちてきた…。
大は騙されずに再調査を決意する。

一方、ジローは夜通し吠え続けた。
眠れずに這い出したタクとアヤは、蔦まみれの部屋に愕然とする。
起こされたパパとママも、ジャングルみたいな部屋に唖然とする。
部屋を探るうちに、フランスパンを食らっているツタツタに出くわした。
話しかけられた池田家は回れ右
ところが、突然ガーキとヤーダが飛び出した。
家を飛び出して逃げ去るが、ヤーダとガーキにノッソリも通せんぼ。
公園に逃げ延びるが、3体はテレポートして一家を取り囲む。
やがて蔦が伸びてきた。
ジローを捕らえて草叢の影に…
ジローの悲鳴とともに、ツタツタが現れた。
首輪を投げ捨て、投降を命じるのだった。
翌朝…
いつものメンバーは池田家を訪ねた。
ジローがいない。
現れたアヤとタクにジローの件を尋ねる。
明かそうとするアヤをタクは止める。
泣き出したアヤを引っ張り、タクは無言で学校に向かう。
子供たちが学校に行っている隙に、池田家では異変が起きる。
肉屋と魚屋がトラックで乗りつけた。
トラックそれぞれ1台分の肉と魚が運び込まれた。
配達に来た肉屋も魚屋も唖然とする。
2台のトラックが立ち去った後、大は現場に到着した。
そそくさと冷凍肉のブロックを担ぎ、慌てて扉を閉めるパパを大は不審がる。
パパの怯えた目に開けっ放しのジローの小屋…。
とにかく異変を大は感じ取った。
どーおーおーん・だだだっ!
ツタツタと珍獣たちは豪華たんぱく質を堪能中。
かたや池田家の人々は、ヤマサキさんとこの炭水化物を細々と。
餌をせびるツタツタに、パパは通帳を開いて見せる。
食費150万円なり…きれいに通帳から消えていた。
ツタツタはどっから仕入れた知識なのか、サラ金を推奨する。
二の足を踏むパパだが、ツタツタはママに蔦を巻きつけて引きずり込む。
ママが食われちゃ大変…パパは観念して車に乗り込む。
裏口から監視していた大はパパの車を追う。
下車したパパに事情を問い、力になることを約束する。
妻子を人質に取られたパパは、結局切り出せなかった。
とうとう街金に頼り、肉と魚を買ってきて家に運び込む。
大量すぎるたんぱく質を見て、大は確認することにした。
焼結し、隣の空地からシャイダースコープ!
見苦しい生たんぱく質パーティを目にして絶句する。
突入を考えたシャイダーだが、池田家の皆さんの安全を考えて踏みとどまる。
相も変わらず食ってばかりのツタツタだが、とうとうたんぱく質が尽きる。
ツタツタはわんこを所望する。
…某国の人ですか?
タクは犬がかわいそうで抗議する。
ツタツタは一気にアヤを引き寄せる。
アヤが人質となった以上、タクは腹を決めた。
小次郎さんとこのペットショップでわんこ2匹ゲット。
小次郎さんと陽子はいいお客としか思わず、大喜びで見送った。
とはいえ、かわゆらしいくぅんくぅんを前に、タクは途方に暮れる。
涙ながらにすりすりすれば、どんどん情が沸くというものだ。
大はタクの肩を叩く。
お見通しの大にタクは頷く。
タクは事情を告げた。
俺が行く、俺が助ける!
大は突入を決意する。

やがて、業を煮やしたツタツタをホッとさせるベルが鳴る。
パパは玄関でケージを受け取った。
ツタツタはアヤを放り捨て、ケージを踏んだくる。
ツタツタは中身を確かめずにかぶりつく。
おもちゃわんこですよ…噛み付くまで気づかないかなぁ。
正体を知って叩きつけたところで、銀河警察の音波兵器乱入。
アニーは発砲しながらツタツタの反撃をかわす。
その背後から大も突入。
ツタツタと組み合い、放り捨てたところで焼結!
よかった「ぢぅ~をと・ったら」がイントロで終わりましたよ。
青いイナズマのイントロに乗っけて原理説明
そのまんま抜刀して戦闘開始!
アニーに池田家を預ける。
池田家はヘスラー以下の幹部連に待ち伏せされる。
ギャル軍団の猛攻と渡り合いながら、ファイトローを蹴散らす。
一方のシャイダーは、ツタツタの蔦に苦戦しながらも斬り結ぶ。
やがて不思議時空発生。
劣勢に傾いたツタツタは不思議時空に逃げ込む。
シャイダーも飛び込んでブルホーク召還。
到着するなり、鬼瓦戦艦の歓迎会が待ち受ける。
飛びのいたシャイダーに鬼瓦戦艦は至近弾をしこたま打ち込む。
爆風に揉まれながらもバビロス召還。
もちろんシューティングフォーメーション!
ビッグマグナムで鬼瓦戦艦轟沈!
しかし、巨大ツタツタに別世界へ飛ばされる。
ツタツタは硬質の腕でサーベルを受け、テレポートと蔦でシャイダーを吊り上げる。
吊るされたシャイダーはメッタ打ちだが、ツタツタがうっかり蔦を切って脱出成功。
謎のガス噴射で舞台移動。
巨大ツタツタの目からビームをかわしつつ、ビデオビームガン一閃の反撃。
OPに乗って等身大に縮小したツタツタを追う。
蔦を巻かれて電撃とぶん回しに耐える。
銃撃をかわしたツタツタは再び蔦で捉えて引き回す。
蔦を切断したシャイダーは一気にレーザーブレード発動。
葉っぱ杖と斬り結ぶうちに、葉っぱ杖を奪って一気に攻める。
メッタ斬りにメッタ刺し、そしてブルーフラッシュ!!

新ジローと池田家の平凡な生活が帰ってきた。
しかし、全銀河大侵略計画は目前に迫っている。
村山湖を横目に、大は次のフーマ侵攻に備えるのであった。

空間の詳細
脱出シーンで空間発動。パパが小脇に抱えて駆け去る間じゅう、食い込んだブルマが姿を現す。白いもの発動率が高いこの子にしては珍しいブルマ重ね履き。いったい何があったのやら。。。

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あるじのその他の分布地
・科学戦隊ダイナマン#40「爆発! 無言の怒り」(1983年)
・超電子バイオマン#18「超能力少女の祈り」(1984年)
・電撃戦隊チェンジマン#20「大逆襲! ギルーク」(1985年)
・巨獣特捜ジャスピオン#27「歌って踊って青春ロードを突っ走れ!」(1985年)