空間のあるじ
世話する女の子(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(田中秀夫監督/上原正三脚本)
電がジムニーを走らせていると、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。
公園で女の子が赤ちゃんをあやしていた。
30分途方に暮れていたというユキエは、おむつも取り替えていた。
電は空腹を訴ええていると想像し、母の元に連れて行こうとする。
ところが、ユキエはママがいないと告げて口をつむぐ。
驚く電にかぶせてサブタイだだだだだー・だだだだだっ!
仕方なく、電は姉弟を鈴木モーターに連れてくる。
弟くんはミルクいっぱいで満足したが、ママ不在とは聞き捨てならない。
ユキエいわく、ママは異次元美容センターに通い詰めだという。
電は姉妹を連れて異次元美容センターに向かった。
ちょうどママが出てきたところだった。
…ガチで「変身するママ」です…ペギー松山さん…。
駆け寄るユキエをママは冷たく叱りつける。
電はママをたしなめるが、ママは一睨みで去っていった。
ひでえ親だと電を含む視聴者はぶち切れる。
が、電を見下ろす美容センターの所長が向かったのは…
はいサイコ様の謁見の間でした。
電が乗り込んでくると見たポルターは一計を案じる。
その頃、ユキエは玄関の前でまた途方に暮れていた。
帰宅したパパは異変に驚きながら家に入る。
ママはエアロビの真っ最中。
パパはたまりかねてステレオを切る。
ステレオも絨毯も何の相談もなしにママが買っていた。
パパが不満を漏らすと、ママは毎日の家事に飽き飽きしていたらしい。
家のローン15年分に備えて切り盛りしてきたやり繰り上手な妻だったのに。
「女は鏡の向こうに1000の顔を持つものなの」
…確かに…ペギーさん…。
またエアロビ再開を図るママにパパは掴みかかる。
恐怖の召還呪文「いいわね・いくわよ」が発動
…するわけはなく、ママは家を飛び出してしまった。
ユキエの懇願にもまったく動じる様子なし…。

翌日、また公園で電はユキエの家の惨状を聞かされる。
ユキエのところだけではなかった。
通りかかったヨウイチも、ママが高い外車を買って家出したという。
やはり異次元美容センターのクライアントだった。
電はリリィに変装させ、潜入捜査に乗り出した。
広間にたむろすクライアントは所長から院長を紹介される。
御簾ごしに現れたアラビア風の院長はもちろんポルター。
美しくなることは化粧にあらず、心の垢を落として自由になること。
ポルター院長は甘い言葉でクライアントの本音を吐き出させる。
子供の成績、嫁姑の確執、夫の出世…あわわわ切実…。
そしてポルターは、それらのしがらみを捨てて自由になるよう薦める。
ポルターに注目していたリリィは、窓越しにガイラーから疑われているとは気づかない。
ガイラーは所長にリリィをスキャンさせた。
そうとは知らず、リリィはエアロビに参加する。
ウォーミングアップ終わり、所長は変身ルームにクライアントを招き入れる。
ごく普通の泥スクラブに全身パックを経て、怪光線照射が始まった。
リリィは洗脳光線と疑う。
スキャンしていたガイラーは、リリィの正体を見破った。
ポルターはリリィだけ普通の赤外線に切り替えた。
やり過ごされたと気づかないリリィは、ごく普通のエステ施術を受け続けた。
リリィはまんまと騙されてグランドバースに帰還した。
一方、してやったりのポルターとガイラーは、所長を連れてサイコ様に面会する。
家族を捨てた妻たちは、欲望の赴くままに自由を満喫している。
家庭が壊れれば、人間社会は愛と信頼を失った化石の荒野になるだろう。
そういうわけで、ポルターは全国に変身センターの建設を急いでいた。
総指揮官はもちろん所長、ということで、ヘンシンビーストの正体を披露する。
ヘンシンビーストの思惑通り、主婦の皆さんは遊び呆けていた。
夫は家出した妻を求めて狼狽し、子供たちは路頭に迷う。
例の公園に立ち寄った電は、無数の赤ちゃんの泣き声と洗濯物に出くわす。
小次郎さんが見かねて世話しているのだが、男手一人では手が足りない。
みんな母が家出した捨て子とあって、小次郎さんは憤りを覚える。
暗澹たる思いで公園を出ようとしたら、ユキエの家族-ママに出くわした。
パパの奮闘もここまで、秋田に帰って婆ちゃんを頼ることを決断した。
ママが帰って来ないことを不安がるユキエを電は励ます。
少し勇気付けられながら、ユキエたちは秋田に去る。
わが子を捨てる母はいない、何かに狂わされていると電は思う。
だが、はぐらかしたマドーの尻尾をどう掴むのか…。
だだだだっだー!

電は子供を置き去りにした主婦の家を虱潰しに聞き取りした。
間違いなく全員が異次元美容センターのクライアントだった。
電はこっそり潜入する。
クライアントじゃないので、センターのフロアではなく地下へ。
機械室に縁のないはずのエステティシャン達が並んで歩いている。
電はエステティシャン達を襲撃し、気絶させて奥に潜入する。
リリィの潜入調査では不明の謎部屋があった。
電は排気ダクトから謎部屋を探る。
格子から見下ろしたのは例の洗脳ルーム。
ダクトを進んでコントロールルームに迫る。
所長のコマンドに従って、クライアント達は続々と洗脳されていく。
からくりもわかったし、電はダクト内でしゃがんだままガイラーを呼ぶ。
あたふたする面々をよそに、格子を蹴破って室内へ。
完全アウェイに単身殴りこみ、ガイラーは自滅と見て煽り返す。
ガイラーを一喝し、電は悪行三昧に怒りをぶつける。
「俺の胸は、怒りで張り裂けそうだぜぃ!」
3年後、毎週毎週爆発寸前になっちゃいますけどね。
それではガイラーの音頭で偽エステティシャン達がナイフ片手に襲い掛かる。
偽エステティシャン何するものぞ。
ガイラーも抜刀して乱闘に割り込んでくる。
偽エステティシャンを蹴散らし、ガイラーをかわすうちに、電は所長の羽交い絞めを受ける。
首を捻り上げながらヘンシンビーストへ。
そこを偽エステティシャンが小銃で狙いをつける。
とっても自爆フラグな銃撃をかわすと、洗脳マシンに誤射…ほらね。
射手を襲撃して小銃を奪い、電は洗脳マシンに乱射した。
目覚めたクライアント達を室外に追い払い、とどめの乱射。
これで洗脳センターはおしまいだ、あとは退却戦。
職員通路の階段を撤退しながら、遂に脱出、いつもの寺へ。
ガイラーとヘンシンビーストのツープラトンを受け止めながら、反撃の脚払い。
しかし、ヘンシンビーストの一撃をかわし損ねて階段落ち…
…しながら赤射!
火球となって境内に飛び上がって名乗りの儀!

そんじゃガイラーの抹殺コールから戦闘再開。
ファイトローを蹴散らし、クライムバスターメッタ打ち。
早々に幻夢界発生が下された。
ヘンシンビーストと切り結んでいるうちに引きずり込まれた。
待ち受けていた虚無僧の尺八小銃の銃撃をかわす。
それはヘンシンビーストの分身だったようで。
ヘンシンビーストとの一騎打ち再開。
ヘンシンビーストは虚無僧に分身してシャリバンを翻弄する。
ヘンシンビーストはミイラ男に分身して包帯攻撃を仕掛けてくる。
巻いて解いてを繰り返し、シャリバンが立て直す出鼻に切断して転がす。
ヘンシンビースト優勢のまま吹っ飛ばされた。
ようやく空中からモトシャリアン召還。
さっそく戦闘機隊が追撃してくる。
ならば続けてグランドバース召還!
艦砲射撃で3機編隊を殲滅し、バトルアースフォーメーション。
残りの編隊と戦闘母艦は、駅弁ロボであっさり蹂躙した。
そんなわけでヘンシンビーストと決着だ。
背中へのメッタ切りに耐えてレーザーブレード!
飛び蹴りを撃墜してから反撃のメッタ切り、そしてシャリバーンクラッシュ!

秋田から帰ったユキエは、玄関を磨くママに出くわした。
朝から働きづめのママをユキエは心配する。
だが、男所帯のごみ屋敷、主婦の本領が発揮される。
すっかり働き者に戻ったママに安堵しつつ、電とリリィは去っていった。

空間の詳細
公園様の惨状シーンで空間発動。小次郎さんがミルクを用意して赤ちゃんに飲まそうとするところ、小次郎さんについていく非力すぎるお兄ちゃんお姉ちゃんの一人が、スカートの裾から白いもこもこをはみ出して見せている。アンパンマンみたいなお顔のことはこの際忘れてしまおう。

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毎度恒例のことながら、エキストラじゃな。。。