空間のあるじ
マコ(演・米田里美)
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おおざっぱでもないあらすじ(蓑輪雅夫監督/曽田博久脚本)
レスキューポリス落としました…m(..;)m
順序大幅に変わりますが勘弁して。
今回は名悪役丹古母鬼馬二を迎えてのギャグ回…なのに笑えないのはなぜだろう…。

ネオギルドはR-3号の改造に着手した。
ジョージは連戦連敗の原因を考えに考えて結論を出した。
最後に物を言うのは…精神力!
…ジョージらしからぬ結論ですな…。
そこで、頓田博士はネオギルド精神注入棒を開発した。
感情回路に凶悪な感情と不撓不屈の負けじ魂、ネオギルドへの忠誠心を反応させる。
R-3号は実験台だ。
…博士…アラーキー姿より江田島塾長スタイルの方が似合ってませんか。
そんなわけで、R-3号は精神注入棒で腹を鐘撞きされる。
苦悶のアップでサブタイどん。
R-3号は街に出て、無反動砲を撃ちまくる。
たかが無反動砲でビルが砕け散るから恐れ入る。
風を切るJPカードそっちのけで、まずワイヤーパンチが飛んでくる。
ワイヤーパンチは砲口を掴み、無反動砲をもぎ取る。
無反動砲を放り捨てたJPを見るなり、R-3号は挑みかかる。
JPの腹に連続頭突き…きいてんのかな…回路はスパークしてるけど。
JPは反撃のパンチを繰り出そうとするが、不意に手を止める。
“悪を倒せ、悪を倒せ、悪を倒せ、悪を倒せ…”
かなり前にうpした17話で苦闘した例の声がJPの脳裏に響く。
チャンスとみたR-3の攻撃を腹パンチでしのいだものの、JPは膝を突く。
謎の声に導かれるまま、JPはR-3号をボコり始める。
R-3号はあっさりダウンした。
R-3号の手首から染み出したオイルを見て、JPは我に返る。
こんなに完膚なきまで殴りつけた自分自身にJPは戦慄する。
モニタリングしていたジョージは精神注入棒の失敗と考える。
失敗が認定されたら処刑決定の博士は狼狽する。
ところが、R-3号はオイルに濡れた指を動かす。
「ど根性」
ダイイングメッセージならぬ、自らを鼓舞する字。
博士感激の中、R-3号は立ち上がる。
今度は蹴って投げて、R-3号優位な反撃になる。
反撃に転じようとするJPだが、やはり例の声が響いて頭を抱える。
声に支配されたJPはジャスティックを抜く。
今度はジャスティックのメッタ打ち。
脳天に2発まともに食らわす。
R-3号は眼を回した。
我に返ったJPは狼狽するが、R-3号はJPそっちのけで去っていく。

さっきの砲撃で倒れた人々の搬送が始まっていた。
路上で応急処置しているのは…丹古母ナース…っておい!
博士はR-3ナースを咎めるが、R-3ナースはすっかりナイチンゲール気分。
処置を終えた負傷者を抱き起こして励ます。
精神注入棒に善人の感情が紛れ込んでいたと博士は分析する。
JPの一撃でナースの精神構造を持ってしまったようだ。
ジョージ大激怒。
しかし博士は自信満々で対策を示す。
救急車の陰で控えていたロボ兵2体を呼び出す。
精神注入棒スイッチオン、打突!
ようやく追いついたJPが現場を見る。
腹を押さえていたR-3ナースだが、また目を回す。
打突の時に突き飛ばした患者の包帯が赤く滲んでいる。
R-3ナースは患者に馬乗りになって血を求める。
豹変に驚く患者の前で、R-3ナースは白衣を脱ぎ捨ててドラキュラと名乗る。
ドラキュラ伯爵ならまあ申し分ないと博士は考える。
包帯にしゃぶりついたR-3ドラキュラだが、牙がないので諦めて立ち去った。
追いすがる博士の前にJPが割り込む。
下っ端ロボ兵などおそるるに足らず、戦闘開始。

その頃、R-3ドラキュラは歯医者を脅して入れ歯を作らせる。
さっそく歯医者さんにがb…JPが引き剥がす。
直線的に突っかかるR-3ドラキュラをいなすと、勢いあまって街路樹に激突。
倒れた拍子にまた目を回した。
R-3ドラキュラはほっぺをつんつんしてかわゆいポーズ。
またおかしくなったとJPは驚く。
R-3園児は幼稚園に忍び込む。
かくれんぼを始めようとする先生と園児にこの指とまれ。
思いっきし怪しい鬼馬二さんの乱入に、先生は園児たちを公園に連れ出す。
置いてきぼりを食らって、R-3園児しょんぼりんぐ。
尾行してきたJPも、この変貌には困惑する。
そこに博士一行が乱入してきた。
博士の記憶など吹っ飛んでるR-3園児は一目散に逃げ出した。
…このBGMはジライヤです、断じてオールスター感謝祭じゃありません。
公園に逃げ出したR-3園児は、女の子と鉢合わせする。
1人と1体は隠れる身、お互い慌てふためくが、R-3園児はいい隠れ場を見つけた。
立てた土管2本の陰に女の子を誘い、倒れた土管をもう1本立ててブラインドにする。
博士も先生も、土管の陰を見過ごして去ってしまった。
サーチシステムをフル活用したJPだけは、土管越しにサーモグラフで見つけ出した。
だが、R-3園児と女の子の会話が良好なので見守ることにした。
かくれんぼに成功した1人と1体は意気投合する。
名を問われたR-3園児は、思わず本名を言いかけて、3ちゃんに訂正した。
そんなわけで、マコちゃんと3ちゃんは仲良しになった。
だがしかし、宮崎さんちの勤くんを世間様は忘れていない。
一緒に帰ってきた家の前で、ママと先生は3ちゃんを不振人物認定して仲を裂く。
先生に追い立てられて、3ちゃんはしょんぼり。
夕暮れの公園で泣きじゃくる3ちゃんの姿にJPは感動する。
ロボットなのに涙をこぼす3ちゃん…。
JPは3ちゃんに歩み寄って肩を叩く。
もうマコちゃんと遊べないと嘆く3ちゃんをJPは励ます。
マコちゃんと3ちゃんが仲良しなのはJPも認めるところだ。
3ちゃんに笑顔が戻る。
JPはこのまま3ちゃんが幼児状態であることを望む。
さもなければ、自我を奪うあの声に支配されてしまうではないか。
R-3号を切り刻む忌まわしい妄想を振り払い、JPは喜ぶ3ちゃんを見守る。
がきん・ひゅるひゅるひゅる…

マコちゃんを乗せたママの自転車が坂道を止まらない。
真正面から2トントラックが。
となれば、3ちゃん登場。
トラックを受け止めるより賢明な、2ケツ自転車を受け止めた。
マコちゃんは大喜び、イェイなVサインの3ちゃんであった。
ようやくママも3ちゃんの存在を認めたらしい。
ダイニングに招き入れ、ケーキとジュースを振舞う。
それを外から垣間見るJP…むしろJPの方が不審者です。
覗くJPに気づいた3ちゃんはJPにVサイン。
さりげなくJPもVサインを返し、ひとまず退去する。
しつこく3ちゃんを探す博士一行に出くわした。
強制執行開始、JPは博士を押しのけ、精神注入棒を没収する。
公園までおびき出し、JPは注入棒を投げ返す。
R-3号への付きまといを警告する。
もちろん引き下がっては、文字通りジョージに会わす顔がない博士は食い下がる。
注入棒を自ら抱え、ロボ兵をJPに差し向ける。
ロボ兵2体なにするものぞ、JPは寄せ付けず優位に戦う。
一方の3ちゃんだが、イチゴを前にお腹を鳴らす。
ママもマコちゃんも遠慮無用で薦めるのだが…
素隊はネオギルドロボット、有機物は吸収できない。
遠慮無用と聞いた3ちゃん、置時計から単3電池をほじくり出してぽりぽりぽり。
人間とロボットが共存するはずの世界でママは驚愕する。
化物呼ばわりし、マコを抱いて飛び出していった。
マコも一瞬にしてR-3号を見限った。
何気ないボタンの掛け違いのせいで天国から地獄へ…3ちゃんは立ち尽くす。

一方、圧倒的な戦闘を続けていたJPだが、またまたあの声に襲われる。
チャンス到来、博士はロボ兵に銃撃を命じ、JPは弾丸をしこたま浴びる。
ダウンこそ奪えなかったが、JPは謎の声に怯えだす。
そんな最中、茫然自失のR-3号が通りかかる。
謎の声に支配されたら、R-3号も見境なく攻撃してしまう。
JPはR-3号を去らせようとするが、その前に博士が注入棒を叩き込む。
R-3号は吹っ飛んで目を回した。
目覚めたR-3号は一声雄叫びを上げる。
が、博士の思惑と大違い、ターザンロープにぶら下がって飛び退ってしまった。
危機を脱したJPはほっとするが、博士はあきれ果ててターザンを追う。
着地したR-3号は暴走を始める…精神的に。
遠山桜の肩を出して見得を切り、ガガーリンの名言を吐き、ギャバンのつもりで蒸着ポーズ。
R-3号は自分が何者かわからなくなって頭を抱える。
さすがに博士も注入棒の失敗を認めて脱力する。
頭を抱えて悶絶するR-3号に飛びつき、JPは抱き起こす。
得体の知れない何者かに精神を支配される苦しみはJPも体験している。
教えてくれ…俺は誰なんだ…
JPは3ちゃんを選んで即答した。
R-3号は立ち上がり、3ちゃんの出来事を回想する。
楽しかった…機能停止したR-3号は倒れこむ。
JPが制する間もなく、R-3号は跡形もなく飛び散った。
実験大失敗、博士はR-3号を罵る。
こいつ、どのツラ下げてほざきやがる…とまではJPは言ってない。
例の声に命じられるまま、博士に向けて拳を構える。
けしかけられたロボ兵をぼっこぼこに殴り伏せる。
JPは自らに言い聞かせる、声に従ったのではない、自らの意志で殴ったのだと。
放り捨てたロボ兵にジャンデジックを向け、声と意志に葛藤しつつ銃撃した。
ロボ兵瞬殺。
博士は注入棒を振りかざすが、JPは片手で押し返す。
ひっくり返り、腰を抜かした博士に抵抗の意志はない。
それでも例の声は、JPに博士を撃たせようと銃口を向ける。
声と意志とがせめぎあい、銃口は博士を逸れて元凶の注入棒を吹っ飛ばした。
だが、JPはニーキックミサイルにデュアルレーザーとジャンバルカンを取り出す。
JP手持ちの全火器に睨まれて、博士は取り乱す。
JPはかろうじて残った意識の中で博士に「消えろ!」と叫ぶ。
ジャンバルカンを上に向けての威嚇射撃にようやく博士は答えた。
警官隊に取り押さえられる博士の姿にJPは安堵する。
ジャンデジックとジャンバルカンを持つ両手は震えたままだ。
JPは謎の声に怯えつつ、よろめきながら去っていく…。


空間の詳細
正体発覚シーンで空間発動。電池を食った3ちゃんにびびったママが抱き寄せた瞬間、椅子から立ち上がる時にスカートのすそから白いものが現れる。ちょっとテーブルの角が邪魔だぞ。

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あるじのその他の分布地
・五星戦隊ダイレンジャー#32「黄金キックの鬼」(1993年)
・忍者戦隊カクレンジャー#10「子泣き爺いぢゃ」(1994年)