空間のあるじ
洞門道子(演・雨宮由美)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(浜野信彦監督/田代淳二脚本)
三郎はツーリングを楽しんでいた。
ナミが家庭教師をしている別荘に押しかけようと探していた。
三郎が交信していた吾郎が火事の煙を目撃した。
三郎は別荘の火事とみて急ぐ。
案の定、ナミから10-34が掛かった。
ナミは足をくじいて動けないという。
三郎が駆けつけた時には、火が回って手がつけられない状態だった。
三郎が飛び込もうとするが、遠巻きの群集が取り押さえる。
オーナーの洞門氏も車で駆けつける。
洞門氏は道子の行方を群集に尋ねるが、道子はナミと一緒に取り残されている。
三郎に事情を聞いた洞門氏は、意を決して別荘に飛び込もうとする。
引き止める群衆を振り切り、洞門氏は突入した。
ナミは道子に覆いかぶさって気絶していた。
文字通り火事場の馬鹿力、洞門氏は焼けて倒れてくる柱を受け止め、ほうり捨てる。
ナミを背負い、道子を抱えて脱出した。
ナミと道子を助けた洞門氏は、2人を三郎に託す。
奇妙にも、洞門氏が助けたことを黙っておくこと、2人が自力で脱出したことにするよう申し付ける。

ナミは数日の火傷で助かった。
三郎はさっそく洞門氏の奇妙な様子を毛利先生に通信する。
火傷もなければ服も焦げていない、そして口止め。
岩城は三郎の見間違いというが、毛利先生は気にする。
資料を探ってファイルを出す。
銀座の宝石店が全焼した事件だ。
目玉商品のダイヤ「氷の星」がその時消えてしまった。
…ダイヤは炭素100%なので、燃えちゃったんじゃないんですか?
炎の中に人影が目撃されていたのに、焼死体はなかった。
猛火の中を逃げおおせた怪盗がいたということだ。
岩城は洞門工業を訪ねる。
岩城は宝石商を装い、洞門社長に直接接触した。
イギリスの公爵邸から流れたミロの涙を売ろうと持ちかける。
しかし、洞門氏は偽物と見て拒絶する。
洞門氏は大磯の某資産家がミロの涙を所有していることを知っていた。
洞門氏は余裕綽々で岩城をあしらう。
だがしかし、岩城や先生の目的は宝石売買にあらず、洞門氏の人となりが見えてきた。
洞門氏はコレクションの宝石を鑑賞しつつも、ミロの涙を思い出して血が騒ぐ。
堂々と洞門氏を背後から覗き見していたナミと三郎はあっさり見つかった。
シャッターを下ろして部屋に閉じ込める。
道子の口利きで住み込みに雇われたのに、洞門氏は黒幕を怪しみだす。
洞門氏は2人を始末しようと、扉を閉めて閉じ込める。
ナミ通信が切れたので、岩城は洞門邸に電話した。
ナミは家に帰ったと返事があった。
もちろん帰っていない。
内偵失敗、毛利も認めざるを得なかった。
となると、ミロの涙が狙われる端を取り押さえるしかない。
チームは大磯に向かった。
岩城と一平がオーナーの屋敷を監視し、吾郎は道子に接触する。
突然消えたナミを道子は心配していた。
吾郎は道子に取り入り、家庭教師代行というか遊び相手に就任する。
ということで、吾郎は潜入に成功し、探検を開始した。
だが、資産家の屋敷は焼き払われた。
後手に回った先生は、2人に屋敷の監視を命じ、飛び出す洞門氏を探させる。
一方で洞門氏に電話して不在確認。
洞門氏が直接取ったのでアリバイ成立。
先生が無言で切ったのち、洞門氏はほくそえむ。
本命はもっと大物だ。
尻尾を出さない洞門氏に先生も思案しつつCMへ。

一方、洞門邸を家捜し中のマサアキにようやくナミの10-34が届いた。
地下室の通風孔から感度不良ながらようやく聞き取れた。
かろうじて聞き取れた「地下室」を目指してマサアキの家捜しは続く。
マサアキは地下室を探り当てたものの、入り口を発見できなかった。
再調査に乗り出そうとする一平を先生は止める。
子供は意外なことを知っているもの…道子の探究心に先生は賭けた。
もう1件、マサアキは書斎のメモにあった7月13日の赤丸を伝える。
13日に犯行を実施するのは読めたが、場所が不明では手が打てない。
なかなかチームは突破口をつかめずにいた。
その頃、洞門氏は相沢研究所を訪ねた。
超耐熱ガラスを発見した相沢所長だが、洞門氏に悪用されたと知って協力を拒む。
笑い飛ばす洞門氏に、所長は新たに発見した副作用を伝えて思いとどまらせようとする。
洞門氏は口からでまかせの脅しとみなす。
平衡感覚が破壊されると知った洞門氏はかえって安心する。
さらに、相沢研究所の資金源がどこか…と揺さぶる。
それでも正義感に厚い所長が抵抗するので、最後の脅迫に乗り出す。
相沢の娘がどうなってもいいのかね?
そして、娘が希望するフランス留学の資金をちらつかせる。
博士はうなだれつつ、超耐熱ガラス入りの瓶を差し出した。

チームは宝石店美宝堂を監視する。
美宝堂にルビー「暁のヴィーナス」が届けられたことを先生は知った。
洞門氏が嗅ぎつけたに違いない。
閉店後のトイレに潜んでいた洞門氏が動き出す。
超耐熱ガラスのスプレーを全身に噴霧する。
やがて店内に火の手が上がった。
逃げ惑う警備員と鉢合わせした洞門氏は打ち倒す。
金庫を爆破し、暁のヴィーナスを取り出す。
爆発音を聞いたチームは突入する。
洞門氏は屋上目指して駆け上がる。
屋上では一平が待ち伏せていた。
逃げ惑う洞門氏に食らいつく一平だが、ナイフで切りつけられて取り逃がす。
だからチェンジキカイダー0・1…って番組が違うか。
柵を開いて逃げる洞門氏の目前にスタングレネードを投げる。
至近弾でもないのに、洞門氏にさっそく副作用が襲い掛かる。
ビルの際で平衡感覚喪失…行き着く先は重力の法則に従うしかない。
6階建てのビルからまっ逆さま…
先生は朦朧とした洞門氏に地下室の開け方を問いただす。
洞門氏は口を割らない。
壁を破るしかないが…壁を破れば地下室が吹っ飛ぶと洞門氏は言う。
ざまあみろのニュアンスで言い残すと、洞門氏は絶命した。
先生は洞門邸に急行する。

吾郎がハンマーを振りかざすのを岩城が止める。
困り果てているところに、先生が道子を連れて降りてきた。
案の定、道子は知っていた。
手順は…視聴者には教えてくれないのね…。
救出されたナミは落胆していた。
道子は叔父が引き取ることになるので心配ないと先生は励ます。
一平の傷も浅そうだ。
これにて一件落着!

空間の詳細
これも総裁からの頂き物。救出シーンで空間発動。洞門氏が三郎に預けると、三郎が抱っこするなりスカートがたくし上がって全体像が丸見えになる。

イメージ 2
あるじのその他の分布地
・ウルトラマンA#42「神秘!怪獣ウーの復活」(1972年)
ジャンボーグA#21「怪奇!宇宙の怪獣墓場」(1973年)