空間のあるじ
バルーム分身が届いた家の子(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(小笠原猛監督/上原正三脚本)
今回の魔女シリーズ第二段は、高畑淳子姐さん体当たりの銀河魔女ギルザ。。

ジャスピオンは遂にマッドギャランを倒した…はずだった。
しかし、銀河魔女ギルザの魔術であっさり復活を遂げてしまう。
ギルザは地球侵略のために巨獣バルームを呼び寄せる。
バルームの分身をばら撒こうと、バルームは空に舞う。
バルームの分身は…名前もそのまんまに風船となる。
そうとは知らないジャスピオンとアンリは、新宿を散策していた。
すると、小田急ハルクから風船が降ってくる。
子供たちが拾い出すついでに、赤い風船がアンリの手に納まる。
物欲しそうな女の子の視線に気づいたアンリは、赤い風船を譲る。
バルームの分身とは露知らず、女の子もアンリも笑顔のまんまサブタイコール。
家族揃っての夕食どき、赤い風船は正体を現した。
脚の生えた不気味なパックマン…
パパはママと女の子を外に逃がすが、分身は玄関に先回りしていた。
パパは箒で応戦するが、遂に腕を咥えられる。
助けを呼ぶ+逃げるママと女の子は、例によって都合よくジャスピオンの車と鉢合わせする。
駆けつけたジャスピオンのキックで分身はパパから離れた。
分身は標的をジャスピオンに定め、頭から覆いかぶさった。
かぶりつかれたままメタルテックスーツ装着、分身を引き剥がす。
食い下がってワイヤーワークで迫る分身をブレーザーソードで切り捨てた。
事情を一家に聞いたジャスピオンは、ハルクの風船がすべて分身だと気づく。
夜の東京をアイアンウルフが駆け巡る。
ジャスピオンは風船生命体を片っ端から斬り捨てていった。

ギルザはバルームの分身を各家庭に送り込み、その家々で成体に成長させるつもりでいた。
マッドギャランはギルザの作戦を失敗とみなす。
家々に送り込む時点で、ジャスピオンに駆除されてしまうではないか…。
そこで、ギルザはジャスピオンの力を奪うことにして作戦続行を誓う。
そのために魔術を行使する…ベルベカンカタブンダ…。
パトロール中のジャスピオンの前に、風船の束が現れた。
風船はこれ見よがしに十字路から港の倉庫までジャスピオンをエスコートする。
倉庫に乗り込んだジャスピオンを風船が誘い込む。
倉庫を通り抜けて到着したのは…いつもの採石場だった。
ダイレオンからアンリがコールしても聞こえない世界に踏み込んでいた。
異変に気づいたジャスピオンだが、それでも風船を追う。
風船は無人の新宿にジャスピオンを連れ込んだ。
異様な幻影を見せられ、ジャスピオンは戸惑う。
ギルザの幻影が正体だとは、ジャスピオンに知る由もない。
アンリとミーヤは、乗り捨てられたコスモを埠頭で発見したが、ジャスピオンはいない。
幻影の中で、ジャスピオンは沢に着いた。
喉の渇きを癒そうと水を掬うが、一瞬で砂に変わり、沢も涸れてしまった。
あざ笑いながら、アラビア装束のギルザが歩み寄る。
水を所望するジャスピオンをからかい、ギルザが逃げる。
ジャスピオンはギルザを追った。
行く手にタージマハル風の書割屋敷が現れた。
ジャスピオンは屋敷に侵入する。
ギルザは客間で待ち受けていた。
ギルザは怪しい色の水をグラスに注いで差し出す。
一気飲みした直後、ジャスピオンは激しいめまいに襲われる。
ギルザの水差しが泡立っているので、伏せながらジャスピオンは正体を問う。
ギルザは名乗り、目的まで明らかにする。
さあてどうやってジャスピオンの魂を頂くのやら…おーっほっほっほ!
ベルベカンカタブンダ…
よろめきながらも壷を掴んだものの、投げつける力も残っていない。
ギルザに操られ、ジャスピオンは引き戻される。
呪文を終えて、ギルザは渾身の口ビーム。
ジャスピオンの胸に命中する。
何とかメタルテックスーツ装着…しかし効果なし。
ビームはジャスピオンの幽体を捕らえて引き剥がした。
幽体はギルザの手に収められ、スーツも解除した。
瀕死で倒れ込んだジャスピオンのそばにマッドギャランが現れる。
ジャスピオンをあざ笑い、足蹴にする。
ギルザの話しぶりで、ジャスピオンはマッドギャラン復活の原因を悟る。
ギルザは幽体を封印したガラス瓶を見せ付けて笑う。
しかし、ジャスピオンに取り戻す余力はなかった。
マッドギャランは作戦続行を命じ、ギルザは含み笑い。
じゃじゃっじゃじゃっじゃ!

ブリマとギョールは宅配に扮し、届け物を無差別に配りまわった。
包装紙は三越だが、伝票にはギルザさんからのお菓子とある。
開けたらバルームの分身が出てきます。
開けちゃったご家庭がたくさんあるようで…。
その頃、ジャスピオンは牢に閉じ込められた。
格子から腕を伸ばせば届くか届かないかの距離に、魂の瓶がこれ見よがしに置かれている。
案の定、ジャスピオンが手を伸ばせば、瓶はじりじり逃げ去っていく。
一方、ギルザの幻影は閉じられていなかった。
アンリとミーヤは幻影空間に突入し、書割屋敷までたどり着いていた。
ジャスピオンの予想通りの抵抗をあざ笑いながら、ギルザは地上の様子を見せ付ける。
大笑い中のところにサタンゴースが現れる。
一言「死刑ー!」
マッドギャランは抜刀し、格子の隙間に剣を向ける。
そんな山場の空気を全然読まない2人登場。
四つんばいでみーみーやってくるミーヤとついてくるアンリに、一同唖然…。
しかも見当違いのバックステージ嗅ぎまわっとるし…みーみー。
ミーヤにしては精一杯の体当たりでマッドギャランが押し飛ばされる。
我に返ったブリマとギョールの攻撃をアンリはかいくぐる。
意外や意外にミーヤ善戦、ブリマとギョールを追い払い、背中の毛針を飛ばす。
ジャスピオンはアンリに瓶を指し示す。
マッドギャランが気づき、剣を振るう。
アンリは瓶を取り落としたが、幽体はこぼれ落ちた。
マッドギャランより早くジャスピオンが掴み取る。
一息に飲み込んでジャスピオン復活!
格子越しに突き出されたマッドギャランの剣を白羽取りで受け止めた。
そのまんま装着、体当たりで格子を破った。
軍団下っ端を蹴散らすうちに、幹部連中すごすご退散。
ジャスピオンはアイアンウルフを召還して幹部を追う。
その前にサタンゴースが現れてバルームをけしかける。
バルームは空中機雷の風船を放つ。
アイアンウルフの至近距離で一斉炸裂。
ジャスピオンは落車しつつも無事だった。
それじゃあダイレオン召還!

乗り込んでオーギャラクシー!
ギルザがバルームを飛び降りて戦闘開始。
風船巨獣のバルームにしがみついてどつき回す空中戦。
振り落とされたのはダイレオンの方。
浮いて翻弄するバルームの脚を捕まえた。
今度は振り回してバルームを撃墜する。
一方的にダイレオンがどつき回し、尻尾を振って叩きつける。
バルームは尻尾の先から閃光を発して反撃する。
逆に発光部をダイレオンビームで破壊する。
はーい、それじゃあコズミッククラーッシュ!
バルームの本体が爆裂すると、分身たちも破裂して砕け散った。
勝利したジャスピオンは下船し、軍団幹部と対峙する。

怒るギルザに代わり、マッドギャランはブリマとギョールを指名する。
しかし、2人を制してギルザはジャスピオンの前に降り立つ。
呪文を詠唱し、ギルザが短刀を抜く。
ジャスピオンが斬りかかって戦闘開始…しかし切っ先はすり抜けた。
ジャスピオンは銃撃するが、ギルザは発光体になって翻弄する。
発光した短刀をギルザは投げ、ジャスピオンはブレーザーソードで弾き飛ばす。
しかし、剣は空中で止まり、ビームの雨を降らせる。
光源を叩き落そうとジャンプしたジャスピオンにギルザは2本目の短刀を投げる。
それはメタルテックスーツの腹に刺さった。
墜落したジャスピオンは暗黒の空間に落とされた。
ギルザは短刀に拘束光線を当てて引き込み、喉めがけて口ビームを撃つ。
ビーム2本のロングトーン攻撃でジャスピオンは弱っていく。
それでもブレーザーソードを発光させ、ギルザの顔面をなぎ払う。
とても平成のお茶の間に流せない絵でギルザの頭部が潰れる。
起死回生のコズミックハーレー!
しかし、首なしギルザが再び現れた。
生首を抱え、ギルザ生首は次回を楽しみにしつつ高笑い。
首なしギルザは手を振りながら消えていった。
…淳子姐さん、マリバロン話はできてもギルザ話はできませんわな…。

空間の詳細
お届け物開封シーンで空間発動。バルーム分身を見たパパに抱きすくめられたお譲ちゃんがパパに振り回された瞬間、スカートが翻って白いお尻部分がちらっと現れる。

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毎度恒例のエキストラじゃな。。。
アンリが風船あげた女の子のが見たかったなぁ…。