空間のあるじ
銀座の通行人(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(真船禎監督/上原正三脚本)
異空間から地上を観察する超獣1匹。
探るのは…バレー中のOLにデート中の女に読書中の女に立ち話中の女にロード中のバレー部員に…
女ばっかり。
やがてよみうりうランドのコーヒーカップに乗った女を選んだ。
コーヒーカップは砂嵐の合成に重なった。
本物の女とミニチュアが交錯しながら、蟻地獄に吸い込まれていく。
ほかの客たちは、目の前の出来事に呆然と立ち尽くす。
…ということで、有名な食人怪獣アリブンタ篇もこのキモブログ入りです。

TACは調査したが、何の痕跡も見つからなかった。
必死に訴える目撃者を信じない役立たずども。
特に陽気のせいで夢を見たとほざく今野、お前だよお前。
吉村はちょっと気にかけるし、北斗もバッサリ切るには忍びない。
とはいえ、証拠がなければどうしようもない、山中は調査を打ち切った。
しかし、その夜も事件は起きた。
オープンカーでデートを終えた女は、下車するなり男の前で蟻地獄に落ちていった。
翌朝、男の通報を受けてTACは竜隊長直々に調査に出たが、やはり痕跡はない。
帰還した北斗はヤプールの仕業と考える。
合同捜査会議は失踪事件として警察に継承することにした。
ホログラフィで砂嵐を演出したものと考えられる。
被害者が2人ともO型なので、警察は血液採取を狙った犯行と考える。
O型…赤十字にたくさんあると思うよ。
食い下がる北斗に、竜隊長は逆にヤプールがO型の女にこだわる理由を問う。
もちろん確証のない北斗は口ごもる。
そういうことで、TACの調査はここまでとなり、北斗は不貞腐れる。

夕子は気晴らしに北斗を銀座に誘う。
…いちばん晴れるのは夕子だけだと思うぞ。
久々の休暇に荷物持ちのお供つきで、夕子だけは上機嫌だ。
荷物持ちの方はたまったもんじゃない。
はしゃぐ夕子だが、今度は夕子自身が砂嵐に巻き込まれた。
北斗は荷物そっちのけで蟻地獄に飛び込む。
夕子の手首を取ると、一気に引っ張り上げた。
だが、別の女が蟻地獄に吸い込まれていく。
女を飲み込んだ蟻地獄が消え、元の銀座に戻る。
北斗は夕子を連れて地下鉄に駆け下りる。
営団銀座駅の天井を見上げても、蟻地獄の痕跡は何一つなかった。
帰還した北斗は巨大な蟻の存在を証言する。
ていうか、凄い上手に描いてのけた。
なぜ若い女…といぶかしむ隊長に、梶キャプテンはあっさり餌と推定する。
蟻は砂糖と決め付ける今野は突っ込むが、梶の言うとおり肉食蟻も多いよ。
まあ今野はアルゼンチンアリにでも襲われなさい…強烈な雑食だからさ。
調査を進言する北斗に隊長は浮かない返事。
山中も銀座をモニタリングして、再発していない状況を確認する。
吉村は空間移動装置を使い、蟻地獄は四次元世界と考える。
やっと隊長も本気になってきた。
…蟻は蟻地獄作りませんが…。

その日、銀座線を疾駆するオレンジの電車。
坑内が突然崩れた。
アリブンタの掘った空洞に電車は落ちていく。
アリブンタは電車を叩き潰し、生き残った乗客に溶解液をぶちまける。
骨格標本から泡を噴出する逆回転フィルムで、乗客が溶かされていく。
逃げ惑う乗客は車両ごと潰され、溶解液を浴びる。
溶けた車両をささげ持ち、アリブンタは勝ち誇る。
…別にO型の若い女にこだわらず無差別殺戮ですが…。
ここに及んで、ようやくTACは重すぎる腰を上げた。
現場に着いたものの、駅から避難する人々が飛び出してくる。
とりあえず、美川は蟻酸の反応を確認した。
論より証拠、美川はシャーレに着火すると、蟻酸特有の青白い炎が上がった
…これ、冗談抜きでマジらしいです…。
検索した山中と吉村は、蟻酸で焼け爛れた坑内を確認した。
隊長は地底戦車TACビル召還を命じる。
大事に至るまで放置した責任を隊長自ら取るつもりだ。
同行を志願する北斗に対し、隊長は美川と今野を指名する。
隊長は地下からアリブンタを地上に燻り出す案を出す。
ならば戦闘力の高い山中・北斗・吉村を地上に残すのは当然だな。
「美川くんは私と心中」は当然として、役立たずを連れて行くのも道理だ。
フルオートでやってきたTACビルを大写しにしてCMへ。

それじゃあ潜航開始。
TACビルは一気にアリブンタの空洞に達した。
気配を感じたアリブンタも掘削して乱入する。
暢気に感心する役立たずを叱咤してロケット弾用意。
ロケット弾発射…って…機銃ですか…。
「奴めお陀仏だ」と役立たずがほざいた直後、アリブンタはTACビルを捕まえた。
両手でこね回されているうちに酸素ボンベ損傷、飛び道具も撃てなくなった。
TACビルは吹っ飛ばされて停止した。
下車した美川が携帯爆弾を投げつけて一矢報いる。
が、アリブンタが暴れて空洞が崩落、美川も巻き込まれる。
万策尽きた、隊長は地上と交信する。
被害の過少報告を図ったが、役立たずのいらん台詞も筒抜けで酸欠が発覚した。
隊長はアリブンタ殲滅を厳命する。
生還を願う北斗が交信を代わる。
隊長は北斗の第六感の正しさを認めつつ、殲滅を願って通信を切った。
お通夜の地上と打って変わって、地下では生還を期して絶望的な中で修理が始まっていた。
北斗は救援に向かいたい。
しかし、エースに地底に潜るすべがないことを夕子は知っている。
北斗は唯一のルートに気づいた。
アリブンタの捕食活動中に発生する蟻地獄だ。
O型の夕子なら囮になれる。
北斗も飛び込んでウルトラタッチだ。
もちろん夕子は恐れるが、北斗は食い下がる。

TACワンダバに乗って、私服の夕子がアリブンタを誘って徘徊する。
護衛に尾行する北斗がかなり怪しい…議事堂前をほっつき歩く服じゃないぞ。
砂嵐来た!
蟻地獄に吸い込まれる夕子を追って北斗も飛ぶ。
落下しながらウルトラタッチ!
エース地下に立つ!
心の準備なしに早速戦闘開始。
どつき合いの応酬から取っ組み合いになって膠着。
アリブンタの蟻酸を浴びて離れたエースは光線で眉間を狙う。
爆光に紛れてアリブンタは姿をくらませる。
ここでアリブンタを飼育していたパシリのギロン人が現れる。
番組が違うので可愛くないし、ゆらゆらしませんが。
そんなわけで、ギロン人が消えた地下空洞にエースは閉じ込められた。
吊り天井が下りてきて、エースを三尺牢に閉じ込めてしまう。
アリブンタは地上に現れていた。
山中と吉村が応戦するが、いかんせん火力が。
逆にアリブンタの火炎放射に巻かれて苦戦する。
空自もファントム4機編隊で迎撃…あっさり火炎放射器で焼かれてしまった。
勝ち誇るギロン人に光線を浴びせるエースだが、ギロン人は難なくかわす。
また吊り天井が下りてきた。
エースはやむなくウルトラサインを送った。
誰が読んでくれるかな?

やがてファンファーレと共に飛来するウルトラ戦士
胸につぶつぶが並んでる、ってことは、ゾフィキタ---------------------ッ!!
ゾフィは一気に潜航して空洞に達した。
ゾフィは便利アイテムのブレスレットをかざす。
閃光が走り、エースの牢を構成する鍾乳石を叩き折る。
ゾフィはTACビルの救援を請け負い、エースにブレスレットを託す。
受け取ったエースのカラータイマーが一気に青へ戻る。
地上ではアリブンタに加え、ギロン人も破壊行動をはじめた。
山中と吉村は追い詰められる。
そこにエースが飛び出してきた。
アリブンタに集中攻撃。
殴って締めて、棒立ちのアリブンタを背後から蹴倒す。
見かねたギロン人が背後からエースを襲う。
起き上がったアリブンタも戦線復帰、2対1のまずい展開に傾く。
ならばこっちも、TACビルを救出したゾフィが蛸殴りに割り込む。
ギロン人を突き飛ばし、起き上がったエースとツープラトンでアリブンタを投げ飛ばす。
それでタイスコア、エースはアリブンタを、ゾフィはギロン人を襲う。
アリブンタとギロン人を背中合わせに押し付け、両側から同時に飛び蹴り。
そしてヘッドロックして叩き付け合う。
アリブンタとギロン人は同時にダウンした。
エネルギーチャージだけに使ったブレスレットをゾフィに返し、2人は並んで飛び去った。
バードンに焼かれるまでは頼もしい助っ人だった兄貴を見送り、エースは反転する。

空間の詳細
銀座お買い物シーンで空間発動。雑踏の中を闊歩する夕子を北斗が追いかける間、風船を持った女の子がお尻のもこもこを丸出しにして奥に去っていく。

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あるじのその他の分布地
例によって例のごとくエキストラじゃあどうしようもない。