Special Thanks 味噌路の道程
空間のあるじ
ミチコ(演・近藤美智子)
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おおざっぱでもないあらすじ(野長瀬三摩地監督/南川竜脚本)
どっかで見たことあるような木星開発ロケットが原爆6個を宇宙ステーションに送るために打ち上げられた。しかし打ち上げは失敗、ロケットは太平洋に墜落した。6個の原爆のうち、1個は日本海溝5000mで爆発した。回収できたのは内南洋に散った4個。あと1個が見つかっていない。4個の状況から判断して、残る1個の安全装置もオフになっていると考えられた。衝撃を与えてから20秒で爆発するシステムだ。イデは捜索に張り切るが、海保は科特隊に非潜水探索法を依頼しただけと聞かされて頭を抱える。一方、フジは特別休暇で葉山に向かうという。連れがいるということで、イデは慌てるしアラシは茶化すし。その連れがホシノと判明して座はほぐれる。
しかし、捜索海域では、海保の巡視船が「白い航跡」に襲われていた。航跡を切って現れたのは、ウルQ20話でおなじみ海底原人ラゴンが巨大化したものだった。見張員はラゴンの鰭に引っかかった原爆を目視する。しかし巨大ラゴンは巡視船にのし上がり、撃沈してしまった。見張員はかろうじて一命を取りとめ、国立病院に搬送された。「…を見た」とうわ言を繰り返すらしい。ハヤタは病院に向かって面会した。「シロイコーセキ・カイブツ・ゲンバク」とハヤタは聞き取った。怪物と原爆はともかく、「シロイコーセキ」とは何か、ハヤタから連絡を受けたキャップも気にする。シロイコーセキ…方鉛鉱は「白い鉱石」…。いや、キャップは国際線旅客機の情報で、海上の「白い航跡」を知っていた。巡視船と旅客機の情報を合わせると、東京湾口を目指していると想定された。房総半島の野島崎と見たキャップはハヤタを派遣する。
一方、東京湾口の三浦半島・逗子マリーナで休暇中のフジとホシノは、バドミントンで遊んでいた。が、知り合ったミチコちゃんのおしゃべりに圧倒されていた。ミチコの母親が迎えに来たが、ミチコはマリーナに残ると言い始める。事態は急展開、おっかさんはミチコをフジに預けて出かけてしまうことにした。あ~あな展開にホシノはラケットでフジを小突くが、フジの方が諦めも早かった。というわけで、貴重な休暇が子守に取られてしまった。さっそくミチコは空腹を訴える。大盛りのナポリタンとサンドイッチに唖然とする2人だが、ミチコがフジの通信機を弄ったので、科特隊の無線が筒抜けになる。伊豆大島沖で航跡が途絶えた。無線を聞き取ったホシノは窓越しに例の白い航跡を目視する。フジは目撃情報を伝えた。キャップはアラシを逗子に派遣する。折悪しく出撃し損ねたイデは居残り決定。一方、フジとホシノは居眠りを始めたミチコを寝かしつけ、現場に向かった。上陸近しと見たキャップはフジにホテル客の退避を命じ、ハヤタに三浦転進を命じる。ラゴンにとっては房総も三浦も誤差の範囲だが、ハヤタにとっては東京湾一周の大移動。キャップとイデがイデ特製塩入りコーヒーに固まっている間に、ハヤタは金谷から東京湾フェリーで久里浜に向かった。
マリーナにラゴン上陸。退避完了と思いきや、ミチコを寝かしつけたままだったことを思い出す。フジとホシノはホテルに戻る。船上のハヤタは、身長30mの巨大ラゴンと聞かされて唖然とする。爆発した原爆の放射能で突然変異したとしか考えられない。焦って急がせるイデの通信を聞かされたハヤタ、「急げったって…」ごもっとも。一方、ラゴンはミチコの寝室に手を突っ込んで威嚇してきた。フジはミチコを抱き、ホシノは部屋の果物ナイフをラゴンの手に投げつけて脱出した。しかし、転倒したフジから通信機が落ちた。ミチコを連れた2人は、通信機紛失直前にアラシが指示した裏山の合流地点を目指す。アラシはフジ達を掩護したいが、スーパーガンのショックで原爆が落ちては元も子もない。キャップと久里浜に到着したハヤタから攻撃厳禁を念押しされたアラシは悔しがる。ラゴンがついてくるので、裏山での合流もできない。ビートルでラゴンの周りを旋回するが、急に振り向いたラゴンの鰓から原爆がずり落ちる。現場近で下車したハヤタは徒歩で裏山を目指す。
フジたちは裏山に到着したが、ラゴンに目視されているので逃げ続けねばならない。アラシのビートルも、3人からラゴンを引き離すために着陸できない。鰓からずり落ちた原爆は背びれに引っかかって止まった。やがてラゴンは口から放射能を吐いてビートルを撃墜する。落下傘降下中のアラシを守るために、イデはラゴンの好きな音楽で引きつけることを提案する。海自は即応して護衛艦から音楽を流した。ところがラゴンはいっそう激しく暴れ出した。原爆は背びれから肘にずり下がって引っかかる。音楽好きのラゴンの本能さえも捻じ曲げてしまう放射能の恐ろしさにイデは戦慄しながら音楽中止を依頼する。アラシはまだ降下できない。ホシノは隠れた藪から飛び出し、囮役になって騒ぎ立てた。ラゴンはホシノに釣られて追いかける。これでラゴンはフジとミチコを見落とした。到着したハヤタは2人の無事を確認、アラシと合流するように勧めてホシノの救援に向かう。ホシノは尾根筋まで追い詰められていた。足を踏み外して転げ落ちる。ハヤタ変身。
ラゴンはウルトラマンに挑みかかる。腕を振った途端に原爆が抜けた。マンがキャッチして起爆は免れたが、ラゴンはマンに馬乗りになって襲う。右手に原爆を握り締めたマンは全力で戦えない。ラゴンは原爆をもぎ取ろうとする。マンが原爆を取り落とした。原爆は木に引っかかって起爆を免れる。マンは反撃に転じる。しかし、もみ合ううちにラゴンが木を蹴った。アラシやホシノは追うが、原爆は尾根を転げ落ちる。地滑りの跡に突き刺さり…起爆の目印になるパイロットランプが遂に点灯。マンはラゴンをチョップで引き離す。放射能を顔面に食らいながらも、スペシウム光線でラゴンを海に叩き込んだ。点灯から10秒、マンは原爆を持って宇宙に飛んだ。10秒後、原爆が炸裂した。ウルトラマンの安否をホシノは問う。アラシには答えられなかった。そこに生還したハヤタが現れ、ウルトラマンの不死身を伝える。ホシノがなぜ納得できたかは定かではないが、当然ながらウルトラマンの活躍はまだまだ続くのであった。

空間の詳細
いろんなところで空間発動。審判席の正面から逆三角形が発動、さらにフジに降ろされる時に前の部分が丸見え。ホテルから脱出して逃げる間もずっと後ろが見えている。フジやアラシの姫抱っこでも発動している。最大空間はやはりアラシの姫抱っこだが、最高発動はフジのたくし上げ。
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フルスクリーンだとこんなサイズの空間。
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あるじのその他の分布地
・快獣ブースカ:レギュラー・チコ(1967年)