■宇宙大戦争(1959・東宝)
 空間…空間要員なし。たいがい月基地か国際会議場で話が終わるもの。
 特撮…昔懐かしいドーナツ型の宇宙ステーションが時代を感じる。
 物語…最終決戦、決着直後の沈黙に「まだ生きてるかな?」と期待させて完全勝利ですか…。
■宇宙快速船(1961・ニュー東映)
 空間…宇宙研究会の面々は男の子ばっかりなのでアウト。避難シーンの女の子が惜しい。
 特撮…伝説の都市破壊シーンに尽きる。スクリーンプレイや合成まるわかりだがGJ。
 物語…どう見てもアイアンシャープは…60年代は触れてはいけないお約束。。
■黄金バット(1966・東映)
 空間…せっかくの高見エミリーだが、本編中はズボン。最後の最後もロングで空間不発。
 特撮…宇宙技術から古代文明、海中から宇宙、ナゾーから巨大ロボまでおもちゃ箱状態。
 物語…ヒーローらしからぬ風体の黄金バットには違和感ありまくりんぐ。スパイ風味で面白い。
■エスパイ(1974・東宝)
 空間…大人のためのスパイ映画なので対象外。でも由美かおるのありがたいものには惹かれて…。
 特撮…巨大ガジェットが出てくるわけでもないが、小道具やフィルムワークが細かい。
 物語…これ1回で終わらせる話じゃない気もするが、左京先生の原作から離れちゃいけないしね。
■宇宙からのメッセージ(1978・東映)
 空間…地球はちょこっと出てくるが、ちょっと時代がかった宇宙物語なのでスカートがない。
 特撮…宇宙船のしょぼさは目をつぶろう。いろんな星の造形がなかなかよい。
 物語…古典的なストーリーなのでハラハラはしない。普通に見ていられる。
■NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE(2004・フジ)
 空間…せっかく缶蹴り小学生がいっぱいいるのに。ケンイチ氏のブリーフダッシュが抜き所とは…。
 特撮…VFX使いまくりんぐなのはいいが、アバンの手裏剣は長すぎていらいら。
 物語…ケムマキ氏渋すぎだろ、ゴリらしくもないし。オリジナルなのでリラックスして見られた。
■お茶の間トランスフォーメーション(2007・トルネード)
 空間…ファミコン兄妹ですら不発ということで見るべきところなし。
 特撮…家電がどんなトランスフォーマーか楽しみ。アースレッド砲台とかアイロンジェットとか。
 物語…思いっきり人間生活に順応してるトランスフォーマーが楽しい。湯切り失敗ワラタ。