空間のあるじ |
列に並ぶ子供達(演・Uncredit) |
おおざっぱでもないあらすじ(筧正典監督/石堂淑朗脚本) |
バアロン号が飛行中、TAC本部では現場付近で異様なエネルギー波を観測していた。観測した美川では何の波動か判断できない。吉村はデータを見る限り超獣としか判断できないが、実際に超獣被害は起きていない。北斗と吉村はスペースで現地調査に向かった。気球を見た北斗は油断する。計器の反応を確認した吉村はいぶかしむが、北斗は子供達の精気が反応していると勝手に判断して調査を終えた。自分の感覚は重視するが、他人の予想は軽視するのが人というもの…なんだが、その幅が広すぎるのが北斗の小者らしいところ。吉村の懸念どおり、気球に隠れた超獣が子供達に閃光を浴びせた。気球を降りた子供達は、みんな無言で重い足取りで去っていく。ダイスケの無気力ぶりに気づいたダンは列から離れた。まだ行列は途切れないが、男達は店じまいを告げ、代わりに風船を配る。ダンは受け取らなかった。やはり風船からも閃光が放たれ、子供達の手から離れた風船は気球の中に消えていった。ダンは帰宅中の北斗に訴えるが、北斗は冗談で受け流した。やがて「子供がおとなしくなる気球」の噂は広まり、世の母親達は我先にわが子を気球に乗せようとした。
ダンは不信感を募らせ、ダイスケをメディカルセンターに連れて行った。ダイスケは従順に脳波検査を受け、ほとんど脳波が検知されないことが判明した。TAC本部に結果が届けられても、北斗は信じなかった。そこへ決定的な検査結果が届く。子供達は従順になったのではなく、一気に精神を老化させられただけだった。北斗はようやく勘違いに気づいた。TACは気球を攻撃に向かう。しかし、飛行中は子供達を乗せているので攻撃できない。着地後を狙おうにも、気球の効能を信じてやまない母親達の猛抗議を受けて活動にならない。北斗はゴンドラを切断し、落下するゴンドラをネットで受け止めることを提案する。問題は、保護ネットを展開したTAC本部まで気球を誘導する方法だ。気球を操る若者を麻酔銃で眠らせ、TAC本部上空まで乗っ取る役割を果たせるのは子供だけ。北斗はダンを説得して実行に移す。ダンはさっそく作戦を完遂、本部上空に到達したした。が、ファルコンとスペースのレーザーによるゴンドラ切断に失敗、反射したレーザーが気球本体を破り、ガス化した超獣バッドバアロンが溢れ出した。実体化したバットバアロンはゴンドラごと子供達を飲み込んでしまった。要するにTACとしてはかなり深刻な作戦失敗だ。さっそくバットバアロンはガスを噴射して反撃に出る。ガスを喰らったスペースの吉村、充分に立て直しができそうなのにあっさりと脱出、同乗した北斗も空中へ。そして変身。
北斗自身が子供達の行方を目視していたのにもかかわらず、エースは子供達が閉じ込められた腹部を徹底的に殴る…相変わらず火病全開の奴。倒れたバットバアロンにダイブしたものの寸前でかわされたエース、起き上がる間もなくバットバアロンから蹴り転がされる。ようやく脱したものの、我に返ったこととガス攻撃で攻めあぐねる。高圧噴射のガスから逃れたエースは、隙を突いてホリゾンタルギロチンを放つ。ベムスターもびっくりの鮮やかな首ちょんぱ。間髪入れずバーチカルギロチンでボディを縦に真っ二つに切り裂いた。光線職人の技が決まり、腹に閉じ込められた子供達の精気は風船となって帰っていった。
空間の詳細 |
フルスクリーンだとこんなサイズの空間。
あるじのその他の分布地 |