空間のあるじ
岩森初子(演・田島幸恵)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(山際永三監督/田口成光脚本)
某国が開発した人類終末兵器トロン爆弾の起爆実験がムルロア星で行われた。
この実験で怪獣ムルロアが生まれたことを地球人は知らなかった。
その後、実験に反対するフランスの宇宙船が「スペースモス」という通信を最後に消失した。
ZATでは北島を筆頭に、スペースモスと実験の関連性を問う声はなかった。
ちなみに、某国のモデルになったのは、
地球上のムルロア環礁で核実験を実施したフランスそのものである。

白鳥家に戻った光太郎は、買い物袋をぶちまけたさおりに出くわした。
走ってきた子供と四つ角で出くわしたのだ。
下校中の健一達も一緒に散らばった野菜を拾い集める。
光太郎は近所の通学グループだと思ったが、実は健一以外はみな岩森家の兄弟。
しかも6年生から1年生まで年子の6兄弟だった。
ランドセルには特大のウルトラ兄弟シールを貼っている。
ゆえに両親公認の通称「ウルトラ6兄弟」。
噛ませの一郎・お茶目じゃない真面目な初子・温和じゃない腕白の次郎・ヘタレじゃない暢気な三郎
火病の四郎・甘えん坊の末子…由来とは性格が違うような同じなような…。
その夜
両親は旅行に出かけるにあたり、オープンリールに子供達一人一人へのメッセージを残した。
一人一人、兄弟は両親の教えを聞き届けてはきはき答える
が、ただ一人四郎は母の言葉に耳を傾けず、雑誌を読みふけっている。
やはり山中兄貴が必要だ。
両親は羽田から飛び立った。
しかし、旅客機は紀伊半島上空で例のスペースモスに遭遇、フロントガラスは鱗粉に覆われた。
迷走する旅客機は続いて現れたムルロアの強酸を浴びて墜落した。
通報を受けた光太郎はコンドルで現場に向かったが、怪獣の被害とは思えなかった。
ただ、高度12000mで1匹のスペースモスに遭遇したことは気になっていた。

一瞬にして悲劇の主人公となった岩森家には取材班が押しかけ、6兄弟は家に立てこもった。
初子は思わずテープレコーダーをオンにした。
泣き出す兄弟にいたたまれなくなった一郎はレコーダーを消す。
しかし耐えかねた四郎は家を飛び出す
。四郎は別れの晩に素っ気無い態度を取ったことを後悔していた。
鉢合わせた光太郎と健一も兄弟と一緒に捜索に乗り出した。
四郎は第三コンビナートに面した操車場に潜んだ。
翌週も、四郎は岩森家に備蓄された最後の水をこぼす失態をやってのけ、
白鳥家に水を汲みにきた一郎の交通事故を招く。
ナレーターの竜隊長、ぜひ四郎に謹慎を!
操車場にやってきた光太郎はスペースモスに遭遇した。
やがてムルロアも現れ、コンビナートに強酸を浴びせた。
隠れていた四郎も合わせ、光太郎は兄弟を避難させる。
やがて夜が明け、ムルロアも暴れ出した。
光太郎の通報を受けたZATも攻撃を開始。
しかしコンドルは強酸を浴びて墜落、ホエールも叩き落された。
光太郎はタロウに変身、激突寸前のホエールをキャッチして戦闘開始。
ZATの地上攻撃も始まって優勢に立ったと思われた。
しかしムルロアはアトミックフォグを散布し、タロウの視界を塞いで反撃に転じた。
強酸の直撃を受けたタロウは一方的に打ちのめされ、遂に変身を解除した。

ムルロアはアトミックフォグを吐き続け、地球全体を覆い尽くした。
地上は闇に覆われ、交通は麻痺し、経済活動は止まった。
操車場に倒れ伏したままの光太郎に虹色の光が差し込み、ウルトラの母が呼びかける。
母いわく、ウルトラの国には闇を払う力が存在するという。
母はタロウに帰還を呼びかけ、タロウはウルトラの国へと飛んだ。
次回、ウルトラタワー中核のウルトラベルを手にするため、本物の6兄弟が集結する。
いよいよ噂の光の国が翌週登場。
流しそうめん機の噴水はともかく、これまで視聴者が待ち続けていた夢の国が現実となる
乞うご期待。

空間の詳細
6兄弟初登場の野菜を拾うシーンで空間発動。前かがみで野菜を拾って籠に戻す動きを3回。したがって3回にわたってお尻を包む白い布がスカートの裾から出現する。
イメージ 3

フルスクリーンだとこんなサイズの空間。
イメージ 2
あるじのその他の分布地
吉本の田島幸恵とは同姓同名の他人。ほかに出演データもあんまりないようだ。