空間のあるじ
井本尚子(演・今井麻里)
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おおざっぱでもないあらすじ(原田昌樹監督/川上英幸脚本)
EYESは久々にのんびりとした時間を過ごしていた。しかし、新入りが来ると何かが起きるのがEYESのジンクスだとフブキは言う。もちろんそういう台本だし…。案の定、宇宙から正体不明の物体が関東に落下してきた。
その頃、暇を持て余していた篤史・竜也・尚子は、ちょうど落下物の着地に出くわした。正体を勘ぐる子供達の声を聞いた落下物は、地球の言語を解析して返事を返す。「ぼくは、イゴマス。おもちゃの、イゴマス」…やがてムサシとドイガキが現場に到着、解析を始めた。が、電池交換を要求されてドイガキは呆然…。製造番号シールの解析から、イゴマスは正真正銘のビビン星の友達ロボットだと判明した。ただでさえ大きいイゴマスを作たビビン星人の大きさを想像する子供達。危険な武器もないということで、子供達はイゴマスと遊ぶことにする。
さっそく自己紹介。イゴマスは持ち主のゲバンの家族と宇宙旅行中に宇宙船から落ちてきたという。ゲバンの元に返し、電池を交換して欲しいとEYESに望む子供達だが、電池は地球の科学力では作れないし、世界中の宇宙観測機関に問い合わせても、ゲバンの宇宙船は観測されていなかった。ビビン星の話を聞く子供達は、地球を美しいと感じるイゴマスの言葉を実感できなかった。イゴマスは3人をビームバリアに包んで浮揚させた。イゴマス特製の展望台から見下ろした町並みに子供達は感動を覚える。イゴマスと子供達の交流はますます深いものになっていた。
ムサシが安堵したその時、ドイガキはイゴマスの左肩にステッカーを発見した。子供達を地上に下ろした直後、排気熱でステッカーが吹き飛ばされ、イゴマスの足元に落ちた。途端にイゴマスは静止形態を解除し、ロボット形態に変形、ゲバンの名を呼んで歩き回り出した。EYESはコンディションレベルオレンジを発動、シノブとフブキに出撃を命じる。突然凶暴化したイゴマスを追っていた子供達とムサシは、ステッカーの解析完了とともに事情を悟る。それは「廃棄物処分シール」…ゲバンはうっかりイゴマスを落としたのではなく、自らの意思でイゴマスを捨てたのだった。自暴自棄になったイゴマスはレーザーネットを吹き飛ばし、子供達の町に迫った。フブキはレベルレッドを要求した。イゴマスを破壊したくない子供達は再びイゴマスを追う。ムサシもコスモスに変身。
コスモスは積極攻撃をせず阻止に徹底。川を渡って市街地に入らぬよう、対岸の高架工事現場で食い止める算段だ。イゴマスは怪力とビームで抵抗する。コスモスはパワー戦に特化したコロナモードにチェンジ。イゴマスを投げ飛ばす。起き上がったイゴマスは、目の前の水車をコスモスに投げつけた。コスモスは難なく弾き飛ばしたが、高架を跳ねて子供達の頭上に倒れた。イゴマスが我に返った時、水車は粉々に砕けていた。もちろん、子供達はコスモスの光線バリアに守られていた。
子供達の温かい心に感銘したイゴマスだが、地球人にとっては巨体であり、電池が尽きて遊び相手にもなれないことをイゴマス自身が悟っていた。イゴマスはコスモスに破壊を願いつつ機能停止した。コスモスはルナモードに戻り、全精力を傾けてコスモリダクターを照射した。イゴマスは光となって縮み、力尽きたコスモスは消えた。河川敷を探す子供達の足元に、抱っこサイズに縮んだイゴマスが落ちていた。イゴマスは最後の電源を使い切りながら感謝を述べた。子供たちは、将来イゴマスの電池を開発し、再びイゴマスを動かす日を目指して保管することにした…なんとなくどことなく、鈴木杏の「ジュブナイル」みたいな幕引きであったことよ。
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空間の詳細
特別展望台搭乗シーンで空間発動。イゴマスの挙動不審な態度に立ち上がる瞬間、スカートの中に黒いものが一瞬出現する。形状からするとおなじみブルマではなく21世紀名物の黒スパッツらしい。黒スパでもスカートの中身には違いない。ピンク大好き少女のピンクスカートから見える黒い空間は鮮明。

あるじのその他の分布地
この時期に多かった天てれ戦士出身の子役だが、残念ながら目立った活動はしていないもより…。