空間のあるじ
ホシノの友達(演・?)
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おおざっぱでもないあらすじ(満田かずほ監督/宮田達男脚本)
ホシノ達はいつものように遊びに興じていた。
男の子達は馬乗りに挑み、女の子達はそれを見ながらお菓子をパクつく。
そんな小学生の日常が変化したのは、馬の頭をしていたホシノが上空に見かけた光る物体だった。
着陸とも墜落とも言いがたい状況で広場に下りてきた。
子供達は物体を捜索する。
そいつはわりとあっさり発見された。
しかし、ほぼ球形でマーブル色の、ほんの少し変わった石だった。
仲間はあっさり否定し、「ビー玉がマシ」と言いつつ投げ捨てた。
すると例のものはビー玉に変化し、元に戻った。
ホシノは戯れにレーシングカーになればいいと思った。
すると石はミニレーサーに変化した。
ホシノとチビ女子は、魔法の石であることを確信する。
仲間たちを実験したら、子供達の願いをかなえてケーキやピアノに変身した。
しかし、子供達の様子を遠目に観察する怪しい男・鬼田がいた。

ホシノは科特隊に分析を依頼する。科学センターの山本博士は分析結果を報道公開した。
未知の元素でできた鉱物であり、「生きている石」と形容するのが精一杯だった。
漠然とした発表に記者魂に火がついたのが、本物の青島幸男記者。
論より証拠で青島記者は花嫁さんを作り出す。
但し、当然ながらお呼びでないオチが待っている。
とりあえず、人間の意志をかなえる石であることを実証した。
鬼田も報道陣に紛れ込み、マイクを記者室に仕込んで去った。
会見が終わり、博士だけでなく護衛のアラシも記者室を離れ、後片付けの助手だけが残った。
この隙に、鬼田はマイク越しに石を操る。
液体にしてケースを抜け出し、ロケットに変形させ
科学センターの外で待機する鬼田の車に飛び込ませて逃走した。
山本博士は石が悪用されることを非常に危惧していた。

しかし、石を強奪した鬼田は、海沿いのホテルに潜伏しつつ、壮大でばかばかしいことを実行していた。
石を等身大怪物ギャンゴに変形させた。
呼び出したベルボーイや他の客が慌てふためく姿を見て高笑いするばかりだ。
調子に乗った鬼田は、巨大なギャンゴを生み出す。
この石は、
大作の「何とかしろ」で何とかできるGR1や
三郎の「頑張れ」で頑張れる17みたいに空気が読めるわけではない。
鬼田が放り上げた石は忠実に鬼田の頭上2mで巨大なギャンゴに変形、
鬼田を下敷きにし、ホテルを突き破って姿を見せた。
科特隊はさっそく現場に出動、気絶している鬼田を発見する。
石の変身は、念じた者が忘却することによってリセットされる。
しかし、鬼田が気絶したままなので変身は持続される。
ギャンゴを消滅させるには、鬼田の意識を回復させた上でギャンゴを忘却させるしかない。
ハヤタは収容先の病院に山本博士を呼び、ビートルでギャンゴのもとへ向かった。

巨大化したはいいが、ギャンゴには何の目的もない。
ただ歩くのに邪魔なビルを壊す程度で途方に暮れていた。
防衛隊の熱線砲を浴びてもケロッとしていたが、不運にも右耳を焼き切られて凶暴化
熱線砲車を叩き壊す。
ハヤタはビートルで銃砲撃、例によって全弾命中なれどいかんせん火力が。
頭部への集中砲火でギャンゴはしゃがみ込むが、不意に立ち上がってビートルを海に叩き込んだ。
ハヤタは水中でウルトラマンに変身
だがしかし、悪意がないギャンゴが相手でまっとうな戦いにならない。
飛ぼうとして飛べずに地団太を踏むギャンゴに指で挑発するマン。
タロウ好きなら十二分に楽しめるドタバタを続けるうちに、時間切れを告げるカラータイマーが鳴る。
ギャンゴがビルの屋上をむしり取り、投げつけようと頭上に構えた直後、ギャンゴは消滅した。
鬼田が意識を取り戻したからだった。
屋上が地上に落下して、決着の時を告げた。
回収された石は、ウルトラマンに宇宙へ捨ててもらうようにとハヤタが持ち去った。

空間の詳細
石の捜索シーンで空間発動。ホシノと仲間たちが広場を探し回る途中、前かがみになったチビ女子のワンピースの裾から、白いものの後ろが現れる。どっちかというと相棒の背の高い方をリクエストしたいところだが、残念ながらロングスカートなので発動の機会はまったくない。
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フルスクリーンだとこんなサイズの空間。
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あるじのその他の分布地
OPのクレジットには3人ほど女性の名前があるにはあるのだが、助手役の南不二子とか、ギャンゴに驚かされる客役とかのクレジットなので、あるじの名前はわからずじまい。