空間のあるじ
青山ひとみ(演・天野美保子)
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おおざっぱでもないあらすじ(筧正典監督/田口成光脚本)
クリスマス間近の町は浮かれていた。
楽しげな人々をよそに、ひとみは一人町をさまよっていた
…にしては綺麗に毛並みを手入れしたポメラニアン・ペロを抱いてるのが不思議。
そんなこととは露知らず、ZATではクリスマス気分をちょこっと堪能してみる。
森山の「マッチ売りの少女」回想から妄想開始。
森山が空想したのは、光太郎のお嫁さん。
つられて北島と南原も空想してみ…
どうせ大漁と珠子さんのことだろうと勘付いたのか、荒垣副隊長も乱入。
するとヤッターマンのお仕置き自転車でサイクリング
…となったが、3人そろって転倒と相成った。
まさかこの妄想以上の大惨事が訪れようとは、荒垣副隊長には知る由もない…。
一方、白鳥家でも…光太郎だけはシリアスモードでウルトラの母を思い起こす。
健一は当然ながらタロウになること、さおりは光太郎のお嫁さん
…だが、反対側には森山が! 
森山の妄想にさおりがいなかったことは内緒だ。
そんなリビングを垣間見て、ひとみは去年のクリスマスを思い出して寂しがった。

クリスマスイブの日、光太郎はビー玉を拾う。ひとみのビー玉だ。
ミラクル星人にもらったビー玉だという。
仲間は嘘をついていると言う。
ひとみが光にかざすと写るというが、他の子には何も見えない。
光太郎はひとみの言う「タロウより良い宇宙人」に興味を抱き、信じて光にかざしてみた。
目に映った光景は、キングトータスのためにひとみの両親が死亡した瞬間だった。
マンションの倒壊で両親は圧死していた。
母親にすがりつくひとみを抱き上げ、倒壊から救った男がいた。
それが地球人・長沢大に化けたミラクル星人だった。
ミラクル星人は地球の文化を学ぶために地球へやってきたという。
特撮界屈指のいいパパキャラの長沢大だけに善人オーラ全開。
孤児となり、叔母に預けられてさびしい日々を過ごすひとみをいつも気遣っていた。
しかし、ミラクル星人は帰国の時を迎える。
長沢大は”見たいものが何でも見えるビー玉”をひとみに託し、正体を現して別れを告げた。
しかし、長沢大だから高確率で予測できたとおり、ビー玉はミラクル星人の最期も映していた。
最期を見たくないひとみに代わって、光太郎がビー玉をかざす。
テロリスト星人はミラクル星人の地球調査資料を強奪し、好物のガスを手に入れようと謀った。
地球を守るために要求を拒否したミラクル星人殺害された。
ひとみはテロリスト星人の襲来を確信し、仇を打ちたがった。
そして、イブの日にテロリスト星人は地球に現れた。

テロリスト星人は光太郎がいる東京803地点のガスタンク群にテレポートした。
ひとみはテロリスト星人に立ち向かっていく。
光太郎はひとみの無謀な仇討ちを懸命に止め、健一に託そうとする。
しかしひとみは動かない。
光太郎はひとみを抱えて退避。両親もミラクル星人もうしなったひとみは、命すら惜しくない。
長い説得を経て、ひとみはようやく思いとどまった。
ひとみを健一に託し、光太郎は地上攻撃を始める。
テロリスト星人は手から機銃を放って光太郎に反撃
集中砲火の中で光太郎はをタロウに変身、テロリスト星人と格闘する。
しかしスクランブルしたホエールはガスタンク群の誘爆を恐れて援護できない。
タロウもうかつに光線を放てない。
タンクを背に通せんぼするのが精一杯だ。
不意にテロリスト星人は抜刀、肩口を切られたタロウは窮地に立つ。
ひとみは思わず飛び出した。
ひとみの手の中でビー玉が光った。
ひとみがビー玉をテロリスト星人に投げつけると、一瞬にして氷結した。
ひとみに一礼したタロウは、テロリスト星人を空中に放ち、シューティングビームを放つ。
砕け散った星人は雪になり、東京はホワイトクリスマスとなった。
タロウは東京タワーをクリスマスツリーに変えて飛び去った。
仇を討ったひとみは信州の祖父母に引き取られることなり、白鳥家で楽しいイブを過ごした。

空間の詳細
ひとみを慰める長沢大の手で空間発動。泣きじゃくるひとみを抱え上げて連続の高い高い。スカートが翻って白いパンツが丸見えになる。長沢大自ら一回転しながらの高い高いなので、空間は全方位発動。前も後ろも丸見えになる。
テロリスト怪人襲来後の退避シーンでも、光太郎が抱えたひとみのお尻が見えはするが、極小サイズなのでこちらはスルー可。
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フルスクリーンだとこんなサイズの空間。
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あるじのその他の分布地
・走れ!ケー100#15「ほんとにきちゃった海賊船」(1973)
レインボーマン#50「狂った銃弾!」(1973)
ロボット刑事#25「兇悪ガトリングマンのバドービールス作戦!!」(1973)
イナズマンF#20「蝶とギロチン花地獄作戦」(1974)
仮面ライダーアマゾン#18「ゼロの恐怖! 大地震作戦!!」(1975)
時代劇ファンには、薄幸の美少女役としてよく知られた子で、特撮よりも時代劇での活躍が知られている。特撮界では70年代らしからぬオーパーツ的な美少女といわれている。