空間のあるじ
坪山所長の娘(演・土井いづみ)
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おおざっぱでもないあらすじ(折田至監督/伊上勝脚本)
BF団の科学者ドクター・スネークが指揮するユニコーン全滅作戦によって
スイス支部を皮切りに、ヨーロッパ・アジアのユニコーン基地が次々と壊滅した。
香港支部壊滅の報を受けて、日本支部も警戒を強める。
かすかな情報として、支部より先にレーダー監視所が破壊され、盲点を突いて攻撃されたと思われた。
会議中に台湾支部の交信が途絶えた。
日本支部攻撃も間近と緊張が高まる中、秘密通路入口に怪しい人物が接近中と通報が入る。
出撃目前の大作と南が急行した。
立てこもっている電話ボックスを開けてみると、レーダー監視所の坪山所長の子供達だった。
母が急病になったため、父を呼びにきたのだった。
支部長の判断は定かではないが、大作と南は監視所の警備に就き、坪山を帰宅させることにした。

坪山は病院で妻と面会したが、院長はドクター・スネークが摩り替わっていた。
妻子を人質にし、坪山に監視所の所在地を白状させ、坪山は脅迫に屈した。
早速、大作と南が守る監視所が攻撃された。
照明弾に浮かび上がったのは、ジャイアントロボに匹敵するサイズのロボットGR2だった。
大作はジャイアントロボを呼ぶ。
夜なのにいつもの出撃バンク…。
GR2はツノミサイルで監視所を攻撃、ただし、飛び道具の準備に手間取るらしい。
ロボが到着した頃にようやくエッジツノが生成され、頭を振ってロボに斬りつける。
GR2が再びツノミサイルを放つ。
ロボは飛んでかわし、丸腰になったGR2にロケット弾を乱射して撃退した。
しかし、GR2は無傷で逃げ去っていた。
どう見てもロボの機動力が凌駕しているとしか見えない手合わせが終わってCM。

支部に戻った大作は、監視所の護衛任務から外され、ロボ出動のために待機となった。
しょぼくれる大作だったが、坪山の見舞いを思いつく。
その坪山だが、ひょっこり監視所に戻ってきた。
脅迫され、ドクター・スネークを招き入れた。
GR2のコントロール装置を運び入れ、基地を乗っ取る算段だ。
タッチの差で遅れて到着した南、あっさり襲撃されて気絶…。

一方、大作はマリーとともに見舞いに来た。
BF団に監視された病室の状況を知らせるべく、坪山の息子は2人を引き取らせる
一方、「てけすた」と繰り返す。
言うまでもなく「助けて」のこと。
マリーと大作だけで病室の監視を撃退して母子を救い出した。
その頃、GR2が地下から東京駅前に出現した。
ほんの1月前、ダコラーに破壊された東京駅、またも受難…。
ロボが到着していないのに、連射速度が極端に遅いツノミサイルを無駄撃ちする。
が、火力は極端に劣るGR2だが、格闘能力は格段にロボを凌駕する。
大作や東支局長は、GR2遠隔操作するコンピュータの存在に気づき始めていた。
GR2の優勢に沸く監視所で、いたたまれなくなった坪山は監視に付き添われて外に出た。
外には南や監視所員が縛られ、寒さに震えていた。
南は隙を見て監視を転倒させ、坪山を解放した。
縄を解かれた南は監視と摩り替わって基地に侵入
坪山とともにコントロール装置を破壊し、ドクター・スネークを射殺した。

バックアップが途絶えたGR2は急激に弱体化
最大の武器であるツノミサイルをメガトンパンチで爆砕されて膝を突く。
一度は右腕ロケットパンチでロボを伏せさせるが、命中しない巨砲ではロボにダメージすら与えない。
逆に、ロボの胸ミサイルが初披露、磁石でGR2の胸に張り付いた。
ドクターからの最後のコマンド「逃げろ」を忠実に守ろうと地中に潜行する
が、すぐに胸ミサイルが炸裂し、GR2は大爆発した。
戦い終わった大作は、ロボに坪山所長の家族を乗せ、所長の下へ向かった。

空間の詳細。
レーダー所員や南が凍死目的で屋外に放置される冬真っ盛りのさなか、ワカメちゃん状態の超ミニワンピに赤い毛糸のパンツで登場。初登場の電話ボックスでさっそく空間を発動する。メインは救出シーンでのこと。両側に兄妹を抱えて棒立ちのお母さんの手がワンピをたくし上げて、毛糸のパンツが半見えになる。ズロース型のはずだが、たくし上げてショーツ型に変形してるのが素敵。
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フルスクリーンだとこんなサイズの空間。
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あるじのその他の分布地
なにぶんにも東映カラー3作目という古い作品の出演なので、あまりデータに残っていない。なんか終戦直後にエンタツと絡む中村メイコを髣髴させる古いタイプの微妙なルックスをしている。吉永小百合主演の「父と娘の歌」に出演していたらしく、吉永小百合の幼少時代を演じたらしい。ぐぐると「大岡越前」第6部でも名前が確認できるが、これは1982年の作品。15年もブランクがあるとは思えないので、同姓同名の別人と思う。