リチャード・セイラーさんトキャス・サンスティーンさんが書かれたNUDGE実践行動経済学完全版という本を読みました。

 

 

 

 

 

この本は

 

人間は常によい判断ができるわけではないから、よい判断ができるような仕組みを作って誘導してあげた方がいいよね。

 

その仕組にみはこんなものがあるよ。という内容でした。

 

 

 

この本の中心的な考えにリバタリアン・パターナリズムというものがありまして

 

リバタリアンとは人は他人に迷惑をかけない限り自由であるべきという考えで

 

パターナリズムとは強い立場の人が弱い立場である人に良かれと思って本人の意思とは関係なく介入する姿勢のことだそうです。

 

こう書くとパターナリズムは悪いように聞こえますが生まれたての赤ちゃんが健康に育つために親が食べるものを決めたりするのもパターナリズムです。

 

この正反対にも思える二つの考え方のいいとこどりをしようっていうのがリバタリアン・パターナリズムというわけです。

 

 

 

私がこの本で学んだことは

 

まず、人間が判断を間違えてしまう原因はさまざまであって、

 

アンカリング:基準をどこに置くかでそのものの価値が違うように感じられること。

(車を買った後だとオプション代として追加で数万円払ってもいいかなと感じるなど)

 

利用可能性バイアス:実際に起こること確率よりも印象に残ったかどうかで判断してしまうこと。

(ニュースで殺人事件が報道されたときにアメリカでは護身のために銃を買う人がいるそうですがメンタル的につらいことが起きて家にあった銃で自殺してしまう確率の方が殺される確率よりも高いらしいです。銃を買う人は利用可能性バイアスに陥っていると考えられますね。)

 

他にも人は

欲望に流されることはないと楽観視する、損失回避傾向、自分と似ている人が多い集団では周りに流されやすいなどから判断を誤るみたいです。

 

 

じゃあどうすればいいのかというと

 

失敗しそうな障害を取り除く(簡単にする)、選択した結果をすぐにフィードバックできるようにする、より良い選択をすることが楽しいようにするという方法があるらしいです。

 

この本は集団を良い方向に導くことに重きを置いていますが日々の生活のなかでなにをするかを決める自分をコントロールするためにも使える知識が学べるので気になった方はぜひ。

(結構量あるけど)