紳士服の職人さんから受けた帽子の注文、
2つのうち1つを納品してきました。
あ~、久しぶりにチョ~緊張した。
試験みたいな気分だったぁ。
なんたってプロだもん。
袋から白くて柔らかい紙にくるまった帽子を手渡す。
ゆっくり紙を取り帽子を見ると、小さく「おっ」と言った後、
まずぐるっと外見をチェック。
あ~、変な汗かいてきたぞ。
実際にかぶり、鏡を見て、
「いいじゃない」
よっしゃ!!
渾身のスマイルで、
「あ、ありがとうございます!!」
その後も家族の方々が代わる代わるかぶってくれて、なんとかギリギリ合格サインが出たようです。
いやぁ、勉強になったわ。
フリマで売る用と、オーダーメイドってこんなに緊張感が違うってことがわかった。
納品した後、2時間も工房の中で話し込んでしまいました。
技術的な内容から、色々なジャンルの作家さんの話まで幅広く。
帰り際に、端切れをたくさん出してきて一つ一つ手に取り、ご家族で、
「これで作ったら面白いんじゃない?」
「この生地はあのジャケット作ったやつだ」
なんて盛り上がり、
「またいっぱい作ってもらいたいのができたなぁ」
と、次のオーダーも出してもらえるようなことを言ってくれました。
まぁ、まずは、残りの一つを仕上げますわ。
・・・なんか、純粋にうれしかった話で、笑いもオチもなくてすみません・・・