パッショーネを乗っ取るために
正体不明のボスに無謀な戦いを挑んで
はかなく散って行った暗殺チームのみなさん。
レんでから10年経ったいまでも、
貧乏だの服装倒錯者だのさんざんネタにされて
かわいそうな扱いを受けています。
でも、もしもサルディニアでリーダーがボスを倒して
パッショーネを手に入れていたら
どうなっていたのでしょうか?

まず、リーダーの呼び名について。
ボスになったのですから
やっぱりボスと呼ぶのがふさわしいでしょう。
慣れるまでは行き違いも起こりそうですが。
「おーい、リーダ…ボスー!」
「(え?え?あ、そういえばボスになったんだっけ)何の用だ?」
うーん…紛らわしいうえになんだか違和感があるなあ…
やっぱりリーダーはリーダーのままでいいか。

次に、組織内の人員を再編成しなくてはいけません。
よくがんばった暗殺チームのメンバーは
いい地位に就かせてあげたいところです。
参謀・新人教育→プロシュート兄貴
会計→ギアッチョ
護衛→イルーゾォ
情報管理・麻薬→メローネ
下っ端のまとめ役→ホルマジオ
勧誘→ペッシ
こんなところか。

なんかいまひとつ心配な編成だなあ…
特にメローネ、関係ないエロがらみの犯罪で捕まって
そこから芋づる式に他の犯罪もバレる、とか
くだらない理由で組織潰されそうで。
ギアッチョだって、計算が合わないと
素手で計算機ブチ割りそうだし、
イルーゾォに至っては存在意義すら怪しいです。
リーダーステルスできるから護衛いらないw

まあ、その辺はデキる大人のギャング・プロシュート兄貴が
ビシッと躾けてくれることを期待しましょう。
仕事サボってるマンモーニは
兄貴のかかと落とし&直触りで気絶させたあと
ビーチボーイにくくりつけて魚のエサだからなッ!

そして、兄貴の厳しい監視のもと
みんな1日の休みもなく働いて
麻薬の販売ルートを着実に広げ、
それを元手にいろいろな商売を始めたら
リーダーの実力と人徳もあって
きっと莫大な金が…
って、こんなの暗殺チームじゃないやい!

せっかく貯めた6億円を部下に持ち逃げされてしまい、
そいつの抹殺に全力注いでる間に
コロネ頭の中学生に組織乗っ取られて
ボスから一転、街のチンピラ以下の地位に落ち、
ペッシが釣ってきた魚と
八百屋さんでもらった野菜くずと
パン屋さんでもらったパンの耳で
シチューを作って飢えをしのぐ生活…

うん、やっぱり暗殺チームはこうでないとな。
もちろん有給休暇は10年に1度です。

「月月火水木金金」「欲しがりません勝つまでは」
などのスローガンにふさわしい生活しててこその
暗殺チームなのだなあ、と思いますw