趣味でいろいろな国の病院の画像を漁っているうちに
ふと気になったこと。
世界の入院患者はいったいどんなものを食べているのか?
というわけで調査してみました。

Hospital Food
世界の病院食が載ってるサイト。

中には「こんなもの病人に食べさせていいのか?」と思うような
投げやりなメニューもけっこうあります。
アメリカ…肉多くね?野菜なくね?
あんな生活習慣病を誘発するようなメニューでいいんでしょうか。
アメリカは病院による当たり外れが大きいようで
なんて豪華なんでしょう!と感激するのもあれば
これを食べなきゃいかんのか…とがっくりくるものもあります。

他の国に比べると、日本の給食はかなりおいしそうです。
たしかに前に入院した病院の食事はおいしかった。
暖かいご飯にだしのきいた煮物、照りよく焼かれた魚。
ああ日本に生まれてよかった…イギリス人じゃなくてよかった…w
尾頭付きの鯛&赤飯がありましたが
これはさすがに正月とかの特別メニューじゃあないのか?

画像に「日本人は米(と魚)がないと死ぬ」と付け足されてたのに笑ったw
Exactly(そのとおりでございます)

フランスのやたら気取ったケーキ、これも特別な日のメニューですかね。
普段からあんな食事が出るんならフランスに入院したいです。

イタリアはきっとものすごい豪華なんだろうな、と期待してたのですが
けっこう質素なのね…
ググってみるとイタリアで入院した日本人がけっこういるようで
いろいろ出てきました。
スープに小さなパスタ(星、数字、アルファベットなどいろいろな形)
が入ったものは欠かせないそうです。
そういえばイタリア映画で病気の子供が食べてたっけ。

ヨーロッパでは、よく小さなパッケージに入ったラスクとか
ジャムがついてます。機内食みたい。
もしかして機内食と同じメーカーから卸してるんじゃあないか?
ああいうちまちましたミール好きです。駄菓子みたいでワクワクするw

それと、マッシュポテト。
TVイタリア語で「マッシュポテトが好きだ」と言ったら
「それって病人か子供の食事じゃない!」と驚かれるシーンがありました。
個人的にはホームパーティーで食べるものというイメージなのですが。
イギリスのメニューにもあったなあ、マッシュポテト。
私はポテトサラダが好きではないので見るだけでお腹いっぱいになります…

食事がまずいことで有名なイギリスですが、
病院の給食もだいたいそんな感じみたいです。

あまりのまずさに腹を立てたイギリス人がメニューをつづるブログ
NOTES FROM A HOSPITAL BED

2009年の10月あたりを見てみましたがたしかにひどいw
たまにおいしそうなメニューもありますが
たいていは材料からしてなんなのかよくわからない内容です。
消化はよさそうですが…

病院食といっても、食事制限がなければいつもと同じメニューのはずなので
病院だからまずいというよりイギリスだからまずいんでしょうね、きっと。

ちなみにタイでは日本人が多いのか、和食を選択できる病院もあります。
アジアのほうは普段食べている食事に近いものが多いかなあ。
ヨーロッパはいかにも給食!ってなパック入りだけど。
おそらく主食がパン類かそうでないかの違いでしょう。

総合的に見て、いちばんおいしそうだったのはフランス。
海外で入院しなきゃいけないんだったら断然フランスがいいです。
フランス語は一言も分かりませんが。