明けましておめでとうございます。

生誕150年と没後100年の2年続いたマーラー・イヤーは終りましたが、

マーラーを愛する者にとっては

今年も新たなマーラー・イヤーです。

でも、やはり一つの節目ではありますので

私が一番最初にマーラーに惹きつけられたレコード（昨年、あるインタヴューでも話したのですが、41年前のことです）の国内盤ジャケットを紹介したいと思います。

ユージン・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団他によるレコードです。

1970年3月18日、19日にフィラデルフィアのタウン・ホールで録音されたもの。

アメリカでの発売は1970年9月、国内盤の発売は1970年11月でした。

日本ビクター株式会社　SRA2713-14

ダブル・ジャケットの裏面です。

このレコードはどうやらあまり売れなかったようで

中古市場でもなかなかお目にかかれないようです。

私としては、自分にとってのマーラーの出発点であるということを割り引いても素晴らしい演奏だと思っていますので、もっともっと聴かれてほしい録音のひとつです。

アメリカ盤オリジナルのジャケットも挙げておきます。

RCA　LSC　7066

オーマンディのマーラーに関してはまだまだ書かなければ大事な話題がありますが、それはまた別の場所で。

マーラー好きにとってはすべての年がマーラー・イヤーです。