乳がんステージⅡb&急性骨髄性白血病(M2)闘病記 ~乳がんから白血病、でも生きてます!

乳がんステージⅡb&急性骨髄性白血病(M2)闘病記 ~乳がんから白血病、でも生きてます!

がんサバイバーの母(61歳)を持つ家族のブログ
57歳で乳がんステージⅡbを発症
59歳で急性骨髄性白血病(M02型)を発症
2017年現在治療済み

がん患者の家族として、闘病の記録などを綴ります
乳がんは約5年前、白血病は約2年前の内容です

はじめまして、ご覧いただきありがとうございます。
都内在住の30歳、おしるこ と申します。

主に闘病家族ブログとして、乳がんステージⅡBと急性骨髄性白血病(M2)の
治療をした母について書きます。

難しい病気ですし比較的高齢ですが、サバイバーもいるということを
病名で検索してたどり着いた方にお伝えできればと思っています。


ご自身の治療のことや、闘病を支えるご家族の方で、
何か吐き出したいことがあればコメント欄に書いていってください。

コメントにはなるべく返信しますが、
返信不要の場合はその旨コメントいただけますと幸いです。
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母が倒れたのが、神経調節性失神であるという診断に基づき今後の方針として主治医の先生が提示したのは下記2つでした。

①効果は確実ではないが、失神を予防できるかもしれないという可能性を重視してペースメーカーを入れる。
→神経調節性失神が不整脈を引き起こす可能性があるので、それを予防する。
ただし、白血病およびその治療により正常な白血球、血小板が少なくなっているので、感染症を引き起こす恐れがあり、傷も通常より治りにくいことが予見される。

②様子を見ながら抗がん剤を続ける
→ただし、失神のリスクは減らない可能性がある


今までの状況でこの2案を提示されたら、
多くの方がほぼ迷わず②を選択すると思います。

不整脈が直接の原因でないならペースメーカーを入れる必要なんてない、と。


前の記事 ICU2日目 にも書きましたが、
私はこの時同じ病気の方のブログを拝見し、
その病院ではこの時期治療で貧血が起きやすいということで入院生活での注意やトイレの介助も行われていたということを知り、

一方母の方ではそのようなケアは一切なかったので、不整脈が原因でないなら貧血で倒れてしまっただけなのではないか。
そして病院はその管理を怠っていたのではないかという若干の不信感もありました。


母も、心臓が悪いわけではないとわかったのに、ペースメーカーを入れるなんて冗談じゃないと言っていました。

あくまで選択肢の1つとしてペースメーカーを入れる、という提案をされた先生を批判するわけではないのですが、
やはり医療というのは「どうやったら死亡、またはインシデントが発生する可能性を低くするか」
ということを大切にしているのだなぁと感じました。

こうして、心臓についての治療は行わず、引き続き白血病の抗がん剤治療を進めることになりました。