3クール5日目。

通院日でした。

もう二週間以上止まらない生理のとこもあり、乳腺外科の前に、婦人科も受診です。

当初、不正出血はホルモンバランスの崩れかな、ケモ中だしな、
と、素人考えで勝手に想像していました。

ところが、若いdoctorが、
『子宮内膜の状態を調べてみるので、検査します』と!

『いやいや先生、乳ガンの告知で不安になって、1月には子宮の検査もしてもらったばかりなんです。異状も無かったはずです。カルテに出てると思いますが』

と伝えたものの

『子宮頸がんの検査はしてますが、子宮体がんはしてませんよね?』って。

『でも先生、あの時、子宮内膜の厚みには以上がないし、エコーでも問題がないので、体がんの検査は不要ですって言われたんです』。

この辺から、自分の声が震え、涙がこぼれそうになるのがわかる。

先生は、『大丈夫ですよ。
不正出血なので、念のためですよ』

と、フォローしてくれるけど、

去年の秋の、乳ガンの検査の時にも、
『しこりもありませんね。大丈夫ですよ。でも念のため…』と、ここから、始まっただけに、突如不安におそわれてしまいました。


『検査後は出血しますよ』って、ひぇー。


『はい、器具が入りますよ』
『はい、ちょっと痛いですよー』

の先生の声に合わせて、
看護師さんからも

『痛いですよー息吐いてくださいねー』

二人で声を合わせるほどの痛みって。

どんだけビビらせてくれはるのかしら。

ただただ…怖い…。



結果は、言うほど痛くありませでした。

よく激痛だとか、二度としたくないか、聞きますが、私が鈍いのかな。


ほっとしたものの、涙が。


子宮内にポリープがあるそうです。

検査結果は来月にわかります。

嫌なもので無ければいいです。


ていうか、なんで?

また?どうして?と、悪い方にばかり考えてしまいます。



婦人科の後、乳腺外科へ。

いつもの素敵キラキラ看護師太陽☀さんのお顔を見た瞬間、ダーと涙が溢れてしまいました。

即座に個室へ連れて行ってくださる
太陽☀さん。

ここ数日、身体は楽なのに心は不安定だったこと、婦人科でのことなどなど、
泣き泣き話す私に、しっかり寄り添ってくださる。

ひとしきり話をした後、
『さ、治療も頑張ってるんやし、楽しみ考えよか。子どもたちと、どこへ出掛ける?』と。


実は、今の私の悩み事はこれなのです。

子ども達と何かすること=思い出づくり

に思えてしまうのです。

日常のことが、当たり前に思えない、
いつか来る日に向かって、
家族と、思い出を作ってるような気持ちになってしまうのです。


そのことを、思いきって太陽さんに話すと、

いつもニコニコの太陽さんが、急に真剣な表情になって
『私も、lackeyさんもいつか死にます。それは避けられません~

~こんなに頑張ってるんだもの。
思い出作りなんかじゃないですよ。
ごほうびです。
lackeyさんや、子ども達へのごほうびなんですよ。だから思いきり、楽しんでくださいね。』と。

号泣です。

頭ではわかってるし、

ブログを読ませていただいていて、
同じ病気の方々からも、同様のことを、読み取らせていただいてるつもりです。

でも、面と向かって、こうして言葉をかけてもらうのは、やっぱり心への響き方が違います。

帰り際『不安な時はいつでも電話してきてくださいね。今度、子連れで遊びに行こか!』と太陽さん。

こんな関係でなければ、是非ともお友だちになってもらいたい、素敵な人。

あのまま帰ってたら、きっと検査結果が出る来月まで、ドヨーンとしていたことでしょう。

ゴールデンウィークも、ちっとも楽しめなかったはずです。

上がったり下がったり、忙しいけれど、
病気をして、経験出来たこともあなぁ、と
素直に思えた日でした。