魔法使いの弟子

魔法使いの弟子

鷹とフクロウとトカゲと犬と時々不思議な話

まず知ることから、、、じゃないですか?


$見えない世界の真実が此処に-sa
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昔々フグを沢山飼育していました

当時はとにかくなるべく水替えをしないで飼育したいと思い


なぜかというと水槽が100本以上有ったからで

出来るだけ手間をかけずに飼育しようと色々な事を調べては実践していました

結果、エサの量をコントロールし、水替え頻度の低い水槽はフグを長生きさせる事になりました


通常世間で言われているエサの量と回数は急成長と肥満、

生体のピークを早め老化を促進

更に通常世間で言われている水槽に対するろ過装置の大きさで

水替えを繰り返しているのは無理があると知りました



先日久しぶりにフグの飼育についてメールを頂きましたが

何年経っても、どんなに飼育器材が発達し優れていても

私が頑張っていた頃と何も変わっていないのだなあと

つくづく感じてしまうなんて聊か悲しい



何年も前はフグの飼育相談を随分沢山受けていました


今は爬虫類の飼育相談

フグの時と違っているのは爬虫類は販売していて

相談相手はお客さんだと言う事


うちで生まれた子、私が販売した子はみんな長生きして欲しい

ただそれだけです



話が長くなりましたが

最近うちに来た子


魔法使いの弟子
まだ綿毛が残るメンメン



魔法使いの弟子
懐いてない!

据え据え据え~の毎日

一応イギリスCB

コーラルスコップオウル

(インディアンスコップオウルとどう違うんだ)



こいつが問題児

魔法使いの弟子
うちのあ太郎じゃ御座いません

推定2歳アフリカオオコノハズク

どこぞの国のCB


ちなみにあ太郎は7月23日に左足切断

元々悪かった左足を腫らせてしまった私の不注意です

あ太郎が居なくちゃヤダ===と泣き泣き泣き

しかしあ太郎は苦境を乗り越え元気に飛び掛ってくる毎日を過ごしてます

ジェスも付けられないから本当に2度とカゴから出せません

でもモリモリ食べて悪態ついてる姿に涙が出ます


獣医さん的にももう無理があるだろうと言う見解でしたが

この子の元気はある守りの力のお陰です


あ太郎の処置をしてくれた獣医さん曰く

小型フクロウは2年元気なら良い方でしょうと言うのが現状だそうで

販売数が伸びている割に正しく飼育されている子は少ないらしい

奇しくもあ太郎は5歳になります


在庫するお店で既に不適切な生活が始まっている場合もある

フクロウは少しずつ少しずつ病んでいく弱っていく

限界のピークが平均2年。。。と言う事です

しかも前兆も無く突然倒れると言う生き物です



この画像のアフコノ

昨日引き取ってから、どうも、なんだか、嫌な予感

明日まで様子見て

3時間の道のりをオンボロの軽で獣医さんまで走ろうと思う



昔々

フグが可愛そうだと思った


その後カメレオンが可愛そうだと思った


その度に増える相談数

お節介に自分から声をかける事もある

返事するメールは夜中まで夜明けまで



今はどうだ


今は


実は


フクロウが可愛そうだぁ



それでも私は知っている

いえ、あ太郎でよりはっきり知ってしまった


飼い主の念の数々や

見えないものの影響を取り除いてあげた生き物は

より健康になれると言う事を