お母さん、
私は、あなたが嫌いでした。
私は、ずっと母のことを
好きだと思っていた。
いつでも、
完璧なヒトだと思っていた。
でも、ある時、母に育てられた姪っ子が言った。
「おばあちゃんって、そんなに
性格よくないよね」って。
私はその時、姪っ子が何を言っているのか
わからなかったんだ。
でも、時が過ぎて、娘が産まれて成長して。
娘は、たくさんの「好き」を私にくれたけれど、
不登校になって回復期になると、
「ママのこと、大嫌いだった」と言った。
私は、その時に、ショックな気持ちとともに
自分の気持ちを素直に親に言える娘が
うらやましかったんだ。
「好き」と「嫌い」はセットの気持ち。
私は母に嫌われるのが怖くて、「嫌い」と言えなかったけれど。
「嫌い」という気持ちにすら、40年以上気づかなかったけれど。
振り返れば、確かに「嫌い」な部分もあったんだ。
それに気づいて認めたら、とてもスッキリした。
相反する2つの気持ちを持っていても
いいんだよね。
お母さん、
私は、あなたが嫌いでした。
でも、それ以上に、
あなたのことが大好きでした![]()