兄が倒れて、健康面以外の問題もみえてきた。彼のパッとしない金銭面。むなしい仕事。つつましく、さびしい人生が見えてきた。兄は幸せだったのかな?母も同じ思いに涙する。
いや、でもそんなことは私が判断するべきではない。。。と自分に言い聞かせる。頭をふってそんな思いを頭の外へ追い散らす。
You don't need to second guess him. (今さら お兄ちゃんを批判するもんじゃないよ)
という主人のことばを思い出す。真実を知るよしもないのだから。兄がどんな生活をしてきたか、何をしたのか、しなかったのか、そんなことは関係ない。
最初に兄が倒れた時、私は ついその理由を見つけようとしていた。
人間は勝手なもので、誰かが病気をすると ついその人のせいにしたくなる。
酒やたばこはどうだったのか。 不規則な生活、悪い食事、ストレスでやられる弱いメンタル、要領の悪さ、、あらゆる理由をこじつけて、何かひとつでも悪い面を見つけないと気が済まない。逆に理由が見つからないと怖いから。
なぜなら 何も悪いことをしていない自分は無敵。絶対ダイジョウブ!って思っていたいから。こんな不幸は自分にくるはずがないって信じていたいから。
兄のせいでない。彼はかわいそうなくらいまじめで、ぎりぎりの生活をしていた。こんなにがんばって生きてきたのに、あんまりにも 報われないじゃない。年をとった母が再び涙する。
こんなにつらい人生を何年も続けていたなんて。。。あまりにもかわいそうで、できることなら、このまま静かに眠らせてやりたいくらいだと父が涙したとも聞いた。
兄の奥さんは失望と激怒と不安と。。はかりしれない感情が渦巻いている様子。限界にきてる?
お兄ちゃん、今あなたは命をつなぐため戦っていますね。もし生き延びることができるなら、どうか、どうか幸せになってほしいです。本当に。しあわせに。
半身不随、言語障害、大量の抗生剤投与による肝機能障害、、生き延びてもいろんな問題が生じるかもしれないといわれている。
もし自分で選べるなら死を選ぶのかな、それとも生き延びてこれらの問題と戦う道を選ぶのかな?
そこまでしても生き延びたいと思えるだけの価値ある人生を歩んできたのかな。そうであってほしい。生きた!って大満足できる素晴らしい人生を歩んできたんだよね。そうでしょ?
ようやく治ってきたと思ったら、悪化して、手術して、を繰り返す兄。
もしかしたら 人生やり直したくなっちゃったのかな なんて頭をよぎる。
It is not for us to second-guess his lifeですよね。神のみぞ知る これからの道のりを 家族みんなで見据えながら ゴールデンウィークを過ごしています。
お兄ちゃん、私はお兄ちゃんが生き延びて、でも大した問題も起きなくて、障害もリハビリで克服して 幸せに生きていくっていう3番目の選択肢が必ずあるって信じてるよ。力強く、幸せに。本当だよ。
文句なしです!(^-^)/