バイト先で、Aさんが辞めた。
一日で、辞めた。
私は、その日、休みだったので
Aさんと会ったことはない。



退職後。
Aさんの作業着が会社に送られてきて、
私は係長から洗濯を頼まれた。




会社の洗濯機が、どうも調子が悪い。
ほかの人にもみてもらったけれど、
やっぱり途中で動かなくなる。




コンセントを抜くと、
私は脱水しきれていない作業着を
仕方なく家に持ち帰った。




主人にラインすると、こんな返事が来た。


「なんか雑用だね〜
ま、人が面倒なことをやるのはいいことだ」

 

ムカつく〜!!!
人ごとだと思って、ひどい!
私は主人に心の中で八つ当たり。



そのあと、
その矛先は、自分へと向かった。



なんで私、知らない人の作業着を
持って帰ってきたんだろう。



なんで私、バイト終わってまで
こんなことをしているんだろう。



なんで洗濯機が調子悪いからって、
私がこんなめにあわなきゃならないんだろう。



なんで、なんで、、、、、。




もう、頭の中は、なんでの嵐。




帰り道。
水分をたっぷり含んだ作業着が、
さらに重く感じた。



家に帰ってAさんの作業着一式を見つめる。




ブルゾン、ポロシャツ2枚、スラックス。



はぁ、、、、、。




その時、ふと脳裏をよぎった。





若かりし頃、
バイトの退職後に私はこんな事をしていた。

 


制服を返しに行かなければならない。
でも、行きたくない。
郵送も面倒だ。




そう思って、
なんと、私は制服を捨てたのだ。



ひどい、、、、。




ひとすぎる滝汗





そっか、、、、。



気づくと、
私は、喜んでAさんの作業着を洗い、干し、
最後は丁寧にアイロンをかけていた。




会った事ないAさんと、
調子が悪かった洗濯機と、
作業着を洗う仕事をくれた係長に、
感謝の気持ちでいっぱいになった。




主人へ。
ありがとう。



忘れないように書いておこう。
 

🚀ラッキー🚀