約束をした場所は相手の男の子のおうち。

昨日は感情と言うか性欲と言うかが高ぶりまくりで、「うち来いよ!!」みたいになってたのかもだけど、冷静に翌朝を迎えた彼がどういうアクションを起こすのか気になった。


ので。


「行っても良い?」とメール。

しばらくお返事もないし、こりゃ自動的にキャンセルだな。とお風呂に入ってしばらくするとお返事が来てるじゃありませんか。

しかも「どうぞどうぞ!」って感じのかなりのウェルカムっぷり。


見ず知らずの、しかも女かどうかも本当に分からないようなのを呼び寄せるなんて勇気あるなあ。

で、行くことにしました。いざ西の方面。

もし私が殺されても自業自得だよね。


駅まで迎えに来てくれるということで、最寄り駅でそれっぽい人を待つ。

昨日写メ交換はしたけど、イマイチ実物は分からない。

駅近辺の見慣れない地図を見てたら、とりあえずその駅まで来ただけでもよしとするかって気持ちになってきた。

つーか人もいないしどうしよっかな、とウロウロしてたら声をかけられた。


背の高いお兄さん。ちょっとかっこいい。


ハジメマシテ、とご挨拶をしたら、食べ物を買って彼のお宅へあがりこむ。

お部屋はマンガと小説がビシーっと並んでて、それだけでなんかポイント一気に上がった。

ギターがあって、ジーパンがかかってて、CDがたくさんあって、なんかまあ、今時な男の子のお部屋って感じでした。きちんと片付いてるのがえらい。


買ってもらったお酒を飲み、つらつら喋る。

お互いの本やマンガや音楽の趣味etc…なんか普通のテーマでとても楽しい。

なんかもうこのままセックス無しでもいいんじゃん!?みたいな気持ちになってたけどそうなるはずもなく。

きっちりやっぱりしたのでした。


なんていうか、気持ちいいのもそうなんだけど、すごく優しいというか肌に合うというか。びっくりした。

そして、彼氏に対して罪悪感がこれっぽっちもないことにびっくりした。やっぱり好きって感情はどっかへいっちゃったんだな。

ベッドの上で「惚れた」「乗り換えてよ」「二股でもいいから」と求愛してくれたんだけど、さすがにね。

それは今、この状況だから思ってるんだよね。きっと。


その後のお喋りがまたとても楽しい。

なんだかずっと前から知ってる人の所におじゃましてるんじゃないかって錯覚するくらいに異様に居心地がよく、夜は一緒に買い物へ行きシチューを作って食べる。

夜遅くまで喋り、しまいには眠さに負けてマジ寝をしそのまま泊まらせていただくという暴挙に出ました。

警戒心皆無。無防備にもほどがある。


翌朝、駅まで送ってもらってバイバイ。

思いがけず楽しくて、行ってよかったな、なんて思ってしまった。


なんか思いがけない良い出会いだったかも。なんて錯覚するくらいに楽しかった。


お休みの日。

朝っぱらから最高にくだらないことをしたかった。そんな暇なら部屋の掃除でもすればよいのに、開いたのはPC。

来てたダイレクトメールの添付URLをクリックすれば、出てらっしゃるのはチャットルームのサイト。


もう見事に欲丸出しな宣伝文句の並ぶチャットルームたち。すげー。

本来なら時間に追われてイライラと焦りながら働いているような時間。同じ世界の出来事とは思えないようなチャットルームの煽り文句。

こういう世界もあるんだなあ、となんだか意味の分からない安心感。


で、目に入ったのは1つのお部屋。

何が引っかかったって、「○○線セフレ」ってシンプルな文字もだけど、その○○線ってばいつもお世話になってる私鉄線。


こんな地味な沿線で事足らせようとしてる人がいるのか。

親近感を抱いたところでクリック。


で。そこにいたのは1つ年上の男の子。

チャット自体は性的な話が多いけど、そんなにいやじゃなかった。違和感無く「へえー」と思ってお返事を打つ自分もどうかと思うけど。


飽きたら途中で退出すればいいか、とやってたけど、なんか不思議なことに飽きもせずに会話しちゃってるのね。どんだけ暇なんだよ私。でも、普通に楽しい。

なんかあまり普通にお話をしてたもので、当初のこの部屋の目的の「セフレ」というのを忘れてた。


もちろん、結局やるかやらないか、ってことになりまして。

男の子の最寄り駅を聞いたら、行ったことのない駅で、それだけでも興味しんしん。

ひとまずOKをしたのでした。


ほんとに行くのかよ、って気持ち半分で約束を取り付けチャット終了。

その後は最後の研修へ。


さて、明日どうしよう。行くのか私。