昨晩は川崎で亡くなった少年のお通夜があったそうですね。


500人もの方が訪れたということでしたので、もちろん大きく報道されたということもありますが、少年がたくさんの方に好かれていたんだなということが伺えました。


ネットニュースでしか見ていないので、国内でどんなふうに報道されているかはわかりませんが、痛々しい写真を見るたびに心が痛みます。


とくに、目に痣を作っていながらもかわいらしい笑顔を向けた彼の写真を見ると涙が出てきてしまいます。


どんなに怖かったろうと、そんなに辛かっただろうと考えると・・・まだ13歳の小さな少年がなぜこんな過酷な日々を過ごさなければならなかったのだろうと本当につらいです。


ネットで記事を見ては泣いているので、旦那さまに「どうしたんだ?」といぶかしがられましたが、この事件のことを話すとひどいことだといってくれました。


日本には少年法というものがあり、未成年の罰はそれほど重くない事を話すと、「神様がきっと天罰を与えてくださる」と、さすが神様を信じている人の発言です。


でも少年が帰ってくるわけではない、と私が言うと、


「でも彼は今天国にいるんだよ。もっと幸せで楽しい人生を神様が与えてくださるから安心しろ!」といいました。


なんとなく、神様を信じるということはこういうことなのかな、と分かった気がします。


もちろん気休めかもしれないですが、彼が本当に天国で今一番幸福な時を過ごしていることを願ってやみません。


仏教?の考えにも輪廻転生で現世は修行をするところ、魂の得を高めてあの世に帰って修行が終わるともう生まれ変わらなくてもいいそうです。


いい行いをしたり、つらく厳しい人生では魂も成長するのかな?


だとしたら、彼はもう現世での修行は終えて、2度とつらい思いはしなくて済むかもしれませんね。


科学的なこと、非科学的なこと、都合のいいように信じてしまう私ですが、一人の少年の死がどうしてこんなに胸に刺さるのかわかりません。


私も親だからでしょうか・・・


少年と同じ風景、空気を見たり感じたりしてきたからでしょうか・・・


多摩川河川敷の寒々とした感じ。


大師の町のにぎやかさ。


大師公園の緑の匂い。


きっとどこかですれ違っていたかも知れないですね。


今日は葬儀があるそうです。


今日もたくさんの人が見送ってくださいますように。