現在の状況 | がんも身のうち *子宮頸がん再発転移の無治療ライフ*

がんも身のうち *子宮頸がん再発転移の無治療ライフ*

癌になったらどうすればいいの? 答えはきっと、一人ひとりの胸のうちにある。闘うも闘わないも、その方法も、人それぞれでいいと思う。それまでの人生が、皆それぞれであったように、そこから先の生き方もまた、その人らしくあることを諦めなくていいんじゃないかな。


こんにちは。
寒そうですが、キレイな青空のHerbs地方です。


全脳照射についてお話しする前に

今日はまず

ありがたいことに
まるで家族のように
たくさんご心配いただいている皆さまに

現在の状況を
整理してお伝えして、ご安心頂きたいと思います。


⁂⁂ 原発骨盤内 ⁂⁂

2011年の初発手術、放射線の全骨盤域照射により、以後の局所再発はみていません。
主治医からも、今後も婦人科領域での再発はないでしょう、とのお言葉を頂戴しています。
排尿障害、リンパ浮腫など、代表的な合併症は歳月の経過とともに軽微になり、日常生活にほとんど支障はありません。


⁂⁂ 肺転移 ⁂⁂

左肺下部のがん性胸膜炎
昨2014年6月、突然に疼痛を発しましたが、
弱オピオイドの導入により、コントロールは完璧。Dr.陣にも驚かれていますが、痛みが強くなることもなく、未だトラマールでこと足りています。

左右両側肺門部リンパ節転移
昨2014年夏頃から発症し始めた左右両気管支の狭窄が徐々に進行し、12月、ついに呼吸苦へ。
12月に右側、今年1月に左側をそれぞれ放射線(ライナック)にて治療。

治療は劇的に奏功し、本日現在、労作時、安静時を問わず酸素吸入は不要となっています。
左肺の無気肺が進み、上葉部がつぶれたことに伴って発症した痛みも、ほぼ消失。

まだリスクは残るものの、
心配された放射線性肺臓炎も今のところ気配なし。

酸素ボンベからも
うっとうしい鼻カニューレからも解放され

車椅子も不要となり

再び、自分の足でスタスタ歩く Herbs が戻って参りました。

病人には見えませんよぉ~。


⁂⁂ 脳転移 ⁂⁂

昨2014年3月のガンマナイフ治療を最後に
10ヶ月以上、なりを潜めていた脳転移ですが
今年1月、ついに再々発。
画像で確認できるだけでも7~10コあり、
治療法を全脳照射にきりかえることに。

本日1月28日は、6回目の照射日です。

治療そのものは順調に進んでいますが、
急性の放射線性障害が多発中。

これを抑えるため、大嫌いなステロイド点滴を余儀なくされ、

そちらの副作用にも悩まされている、
今まさに真っ最中の Herbs です。


⁂⁂ おまけ ⁂⁂

忘れちゃいけない「お腹のコ」。
重要臓器への転移でないために、軽視されてはおりますが、こちらにも放射線治療が著効。
当初はみるみる小さくなりましたが、現在は芯のような部分が固く残り、色もどす黒くなってウツクシクナイ。
After & After の画像upはもう少し先のばしで。



全脳照射という治療法そのものについてや
それを受け入れるまでの葛藤などなどは
この先の記事でお話ししていきます。


また、全脳照射が無事終了した段階で
「サクッとHistory 追記」の記事にも病歴アップデートを反映させるつもりでいます。


末期の時間を生きてはいますが、
まだ終末期にはいたっていません。

ありがたいことに
知恵をしぼり、治療法を考えてくれるDr. 陣にも
精神面もふくめてケアしてくれるナースさん達にも恵まれ

治療にともなう不快症状はあっても

がん末期にはつきものと言われる疼痛も
ないにひとしく

訪れてくれるリア友のみんなや
家族

そしてブログをとおしてめぐり合うことのできた皆々さまに
しっかりと支えられ

Herbs は今日も明るい笑顔でいられます。


ありがとう。ありがとう。みんなのおかげ。





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