ある朝の通勤時、いつもの降車駅を過ぎて次の駅で降りました。
「えっ、どうして・・・電車に乗ってから、そんなに時間は経っていないのに・・・」と考えながら、反対側の乗り場に向かっている最中に、「日々嬉々楽々変々そして感謝」口ずさんでいる自分に気付きました。
その日は、暇な時間になると、この「日々嬉々楽々変々そして感謝」を繰り返しているのです。
その日の帰りの電車で、幼い時、繰り返し同じ言葉を口ずさんでいるのを母親に注意されていたことを思い出しました。確か短い言葉(らくちんらくちん)だったと思います。
不思議なことに、その日はなんとなくワクワクした気分でした。
海水浴で真夏の灼熱の太陽に焼かれ、家に帰ってシャワーを浴びた後の不思議な恍惚感に似ていました。
その日を境にして、外に向いていた意識が、不思議と内側に向かっているように感じました。
それも心地よく、不思議な幸福感に包まれています。
街ですれ違う人に、このしあわせを分けてあげたい感じなのです。
でも、いつまで続くのでしょうか、この感じ・・・。。