さて、これまでのこと、少し振り返ります
2013年に結婚してから始めた妊活は、7年目、周期にして88周期となっていました。
(ポリープ手術や術後のお休み周期、体外受精時の採卵周期などで、4周期ほどは妊娠してない周期なので、実際は84周期です。)
そして、84周期目にして、はじめて妊娠することができました。
83回の悲しいリセット。
何度も絶望しました
心を無にするテクニックで、自己防衛を試みたりもしました。
(効果は、あまりなかったけど。)
そうこうするうちに、子供のいない人生を受け入れるための、心の準備をしなければいけないなぁ、なんて考えるようにもなりました。
それでも、ベビ待ち心待ちの日々でも、日常生活には、とても満足していました
私は、無宗教で信仰心もありませんが、けっこうな頻度(2日に1回くらい)で、神さまに感謝したくなります。
歩いている時や、お風呂に入っている時などに、よく感じます。
大抵は、穏やかな日常に幸せを感じて、
「夫と結婚できて、私って幸せ。神さま、夫と結婚させてくれてありがとうございます。」
という感じです。
でも、そのように考えるようになったのは、不妊でつらい思いをした期間があったからでした。
これまで様々な場面で、「不妊つらい。」と感じることがありました
「不妊つらい。」と感じた時、すぐさま、もう1人の私が「でも!」と言います。
「でも、私には、夫がいる。子供がいなくても、夫との平凡で穏やかな楽しい日常がある。そんな私って、世界一幸せかもしれない。神さま、ありがとうございます。」
そんな感じで、「不妊つらい。」が出てきたら、すかさず「私は幸せ」「神さま、ありがとうございます。」までがセットで、自分に言い聞かせていました。
自分をさとすように、何度も、言い聞かせていました。
そんな風にしてたら、神さまに感謝するのが、口癖(心癖?)みたいになりました。
「不妊つらい。」の時だけではなく、ふつうに嬉しい時も、神さまに感謝したくなります。
そうやって、小さなことにも感謝したくなるのは、きっと、私の基礎となる部分に、平凡で穏やかな暮らしがあるからなのかもしれません。
私たち夫婦は、お互い交友関係がほとんどありません。
小さな部屋で暮らし、小さな事に笑い合う、小さな家族。
これからは、新たに迎える小さな命とともに、小さな幸せを大切に感じられる生き方をしたいと思っています
今後は、妊娠記録、育児記録を書く予定はありません。
私は、幸せな日常は、世の中にシェアするよりは、ひっそりと味わっていたいタイプかもしれません。
ただし、もしもこの先、大きな困難や苦悩が現れて、自分の心に秘めておくには苦しいような場合には、また新しくブログにて吐き出すかもしれません
その時、ご縁があれば、またよろしくお願いしますね
これで、私のブログは最後となります。
これまで応援していただいて、本当にありがとうございます。
ブログの存在に助けられた部分は、本当に大きなものでした。
(親や友達よりも、身近に感じていました)
特に、初期の頃から変わらず応援してくださった方、ブログは書いていないけどいつもイイネをくれる方、メッセージで応援してくださった方、本当にありがとうございます。
このブログでご縁のあった皆さまに、幸せで温かい未来が訪れますよう、心より願っています。