さて
陰占と陽占をみてきましたが
陰占と陽占って何が違うのか？ってわかりにくかったりしますよね。
陰占は肉体、無意識
陽占は精神・才能資質、有意識
それは何故か？
陰陽五行でいうと
極微極大論という分野になるんですが
簡単にいうと
自分が生まれた日の様々なエネルギーが自分の御霊の中に
素粒子レベルで入ってきます。
例えると
太陽の光が一点に集中して入ってくる
まるでプリズムのように一点に集中するイメージです。
エネルギーが入った御霊はまずは肉体を形成していきます。
ここが陰占ですね。
この肉体を土台に
そのあと約３年かけて
一点に集められたエネルギーが
再び広がって才能や資質として表に表れていきます。
これが陽占です。
陰占が土台
陽占が表面。
で
じゃあ陰占ってどんな風に現れるの？
っていうと
「なんか、そうなっちゃうのよね〜、知らんけど・・」
です。
宿命を知って、陰占の特徴を理解していても
あぁ もう勝手に体が動いちゃうのよって感じです。
本当に無意識レベル。
例えば
日干が庚の場合。
庚はせっかちだし、まずは行動するタイプ。
旅行に行こうって考えたら
とりあえずチケット取っちゃう。
じっくり考えて行動を起こすなんてことしません。
動いてから考えるタイプ。
じっくりやろうと思うと
「もう、しなくてもいいや」
ってあっさりやめちゃうかもしれません。
これが日干が戊だと
じっくりじっくり考える。
そして自分からはなかなか動かない。
誰かに勧められても
すぐにはオッケーしない。
なので
庚からしたら
「なんで動かん！」
と思ってしまう。
これを無意識にやるわけだから
庚はイライラするかもですね（笑）
丙だったら
「旅行に行きま〜す！」
って周りに発表しちゃって
もう出発する前から楽しんじゃったりするかも。
庚からしてみたら
「楽しむのはいいけどさ、チケット取ろうね」
って思うかも。
あぁ
庚の視点ばかりなのは
私が日干が庚だからです。
癸だったら
旅行が楽しみなのか、めんどくさいのか
表面的にはよくわからない感じ。
「大丈夫？楽しんでる？」
って庚の私は確認したいところ。
甲は
「私はこういう楽しみ方でいきます。マイペースにやらせてね」
って感じですね。
「邪魔しません。好きにやってください」（by庚）
まぁこんな風に
同じことをするのでも
無意識に陰占の特徴が出てしまうんですね。
庚を持っている私は
表面的にはおっとりタイプですが
（そう思っているのは本人だけかもだが）
時折戦いの神が降りてきます（笑）
どこで戦いのエネルギーがでるかは内緒ですが。
これはもう
意識的に戦いのエネルギーを出しているのではなくて
無意識に出ちゃうものです。
「あっ 今出しちゃった・・・」
となる訳ですね。
じゃあ、自分の陰占を知っていても意味ないのでは？
となりますが・・・。
いえいえ
「あっ 今出しちゃった・・・」
となっても
その後に反省して、少しでも意識をしようという気持ちになるんですよ。
よく言うじゃないですが
潜在意識の部分を顕在化することで
目的達成するって。
それと同じだと思うんですよね。
無意識レベルでやっていたことを
理解することで
自分の行動のくせや思考のくせみたいなものがわかります。
そうすれば
どこを気をつければ良いかがわかります。
自分を鍛えるっていう感じですかね。
実はこの考え方も
庚っぽいんですよね。
そもそも
自分を鍛えるってことを選んでしまうあたり
火に炙られて、熱いうちに叩かれて
初めて人の役に立つっていう
庚の特徴だからこそ鍛えるっていう
ワードを使っちゃうだと思います。
なので
「なんで自分を鍛えなくちゃいけないの？」
という意見もあるんでしょうねぇ。
ということで
「なんか、そうなっちゃうのよね〜、知らんけど・・」
っていうのが陰占でした。
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