目覚めると一番に目に入る風景。

窓から見える景色はちょっとした林なので

マンションの高さもあって

夜でもブラインドを下ろしません。

 

なので

朝日がばっちり入って

明るくて寝ていられない季節もありますが

朝起きてこの風景がみられるのは

私にとってちょっとした贅沢です。

 

すっきり整頓・・まではいかなくても

この日常の風景がとても贅沢で

そして

愛おしく思えるようになったのは

いつもの日常が当たり前ではないと

心の底から思える出来事があったからです。

 

人生長いこと生きていると

誰でも一度や二度は

いわゆる結婚式の鉄板ネタの

「まさか!」という「さか」を経験することがあると思います。

 

みなさんもきっとあるんじゃないでしょうか。

 

何もない人はいないですよね。

 

私もそれなりにいろいろありました(笑)

 

でも

そのほとんどは

現実的に自分が動けばなんとかなったり

考え方や意識の持ち方を変えていくことで

乗り越えられたもので

スムーズにいかないことだったけれど

それを苦労とか大変だとか思ったことは

実はあまりなかったんです。

穏やかな時代というものが

子どもの頃からなかったからかもしれません。

 

ただ

今回の出来事は

現実的に自分がどうこう動けば解決する

ということではなくて

もう祈るしかないという出来事でした。

 

この出来事が

余計に目に見えない力というものが

とても大切なんだということを気が付かせてくれました。

 

そして

算命学でいうエネルギーの流れ

人生の流れというものが

本当にあるんだと実感しました。

 

自分のエネルギーの強さ

パートナーのエネルギーの強さ

それぞれのエネルギーの流れ

それぞれの人生の流れ

 

そういうことがわかっていれば

これから先

どう過ごしていけば良いかを

選べることができます。

 

目に見えないものを感じる能力がある方は

きっとこういったものを肌で感じたり

聞こえてきたり、目に見えたりすることができるのだと思います。

 

私自身

自分はそんな力があるとは思っていなかったのですが

実は今回の出来事に関しては

なぜか直感的に「何か起きるかも」

というものがありました。

なので

もしかしたら感じるタイプだったのかも。

とはいえ

思考優先で現実世界を乗り切ってきたタイプだったので

自分のその直感を大切にはしていませんでした。

 

とまぁ

私の直感力はさておき

 

去年の終わりに起こった

「まさか」とその後の奇跡を

今日からぼちぼちと振り返っていきたいと思います。

 

よかったら

お付き合いください。

 

 

去年の11月のある日曜日

朝ご飯を食べた後に

夫の具合が悪くなりました。

 

最初は吐き気がするといって

何度かトイレで吐いていたのですが

「胸が苦しい」と言って

救急車を呼ぶことに。

 

その時はまだ意識もあり

苦しい中でも動ける状態でもあったのですが

救急隊の方が到着する直前で

倒れて意識がなくなりました。

 

心肺停止

 

救急車に乗り込む時には

夫の心臓は止まっていました。

 

(先に、現在の状況をお伝えしておきますね。

夫は奇跡的にも元気になり

日常生活を送っています。

100%以前のような生活には

まだ戻ってはいませんが

ゆっくりリハビリしながら

日常を取り戻しています)

 

 

そんなことが

穏やかな初冬の日曜日に起こりました。

 

数十分前まで元気にご飯を食べていた人が

この瞬間、心肺停止になって

救急車に乗っている。

 

夢なのか現実なのか

何が起きているのか

全てが信じられない

信じたくない

 

冷静でいようとする思考と

パニックになりそうな感情。

少しだけ冷静さが優っていたのは

思考が強すぎる自分自身の特性が

その時の自分を助けてくれたんだと思います。

 

 

長くなってしまったので

この続きはまた明日。