昨日はもう何年も継続セッションをして頂いている
クライアント様とのセッションでした。
今日はそこで感じたことを皆様にシェアしたいと思います。
それは何かと言うと
「人は自分を変えるためには
それ相応のトレーニングが必要」
ということです。
自分を変えていくのは
そう簡単ではないんですよね。
コーチングをして
「あっ 自分が変わる必要があるな」
という気付きがあっても
その気付きを行動に移して
それを習慣化して始めて
自分が変わっていくことができるんですよ。
ここで
『自分が変わる』
というのは
『自分の意識が変わる』
ということで
劇的に自分が何者かに変化すると言うわけではありません。
といっても
意識が変わっていけば
だんだんいろんなことが変化するわけなんですけどね。
コーチングセッションをするきっかけの一つに
『環境を変えるためにコーチングを受ける』
ということが時折あります。
この『環境』の中には
もちろん他人も含まれていて
自分を変えると言いつつ
実は心の奥底では
他人を変えたいと思ってしまっているんですよね。
根っこがそこにあると
どんな気付きがあっても
結局のところなかなか環境は変わらず
変わったとしても
一つ一つの出来事を解決していくだけの
対処療法でしかなく
災難去って、また一難
ってな感じで同じことを繰り返していきます。
一つ一つを乗り越えるわけなので
自分は変わっていっていると思いがちですが
そもそも
毎回同じポイントで引っかかるので
変わっているわけではないんですね。
相手を変えるのは難しいと
頭ではわかっているし
口でも言っているけれど
実は相手を変えるところにしか
フォーカスしてない場合が多いんです。
それは何故か？
自分に意識を向けて
自分が何ができるか
自分がどう変わればいいのか
そして
それを毎日どう実行していくか
どういう思考や感情で
そこに向き合うかっていうのは
もう
これはトレーニングの世界なんですよね。
私とセッションをしてもらって
『自分が変わることが必要だ』
ということに気付いても
その場で終わってしまうんですよ。
『そこに気付けたから、セッションしてよかった』
そう思ってもらえるのは
コーチとして嬉しいし
やりがいでもありますが
実はそこから先が重要で
そこからトレーニングをして欲しいわけです。
もちろん
私は伴走していきます。
でも
まずは自分がトレーニングしていこう！という気持ちにならないと
なかなか変わっていかないんですよね。
自分の意識を変えていくだけだから
目の前の相手がどうこうなんて関係ないんですよ。
ここで陥りがちなのが
相手を変えたいと本音の部分で思っているから
自分にトレーニングを課していると
『なんで自分ばっかりこんなことをしているのか』
って思っちゃうんですよね。
そういう思考にならないように
セッションはある程度継続していかないと
だめなんですけどね。
私がコーチングセッションで
最低６ヶ月とお伝えしているのは
そういうことなんですね。
相手を変えるのって
本当に難しいんですよ。
だって
自分だって人から変えられたくないじゃないですか。
『あなた色に染まります』
なんて
色恋沙汰で脳内がちょっと麻痺しているときだけだと思うんです。
しかも
何もわかんない若い頃だけじゃないかと。
だから
自分の意識を変えていく。
不思議なことに
それをしていくと
自然と嫌なことが少なくなって
苦手なことも少なくなって
気持ちが軽くなったりします。
これ
本当です。
ただ
それが自然にできるようになるまでは
葛藤もあれば
苦しさもあれば
なんだか損をした気にもなる場合がある。
そこで私が登場するわけです。
といっても
スーパーマンではないですよ。
なので
一気に解決するわけじゃない。
解決するのはあくまでも自分自身なんだけど
でも
その苦しさを聴き切って
そこから一歩進むために
じゃあどういう行動をしたらいいのか
最初に目指した『自分を変える』という部分が
ぶれそうになっても
一緒に頑張りましょう！と
励ましながら伴走していくわけです。
とっても長くなりました（笑）
でも
『自分が損をしている』
そう思ってしまう方が損なんです。
トレーニングをすれば
必ずその先の景色が見れるんです。
スポーツだって
仕事だって
なんだって
トレーニングや学習をした先に
レベルアップするんですよね。
あっ
また熱くなっちゃいましたが・・・。
『自分が変わりたい』ならトレーニングをコツコツしていきましょう。
トレーニングは自分を裏切りません！
（って 最後はなんだか筋トレのCMみたいになっちゃいましたね）
先日娘と一緒に旅行に行ってきました。
子どもたちが小さい頃は母親の役割ばかりだったけど
今は一人の人間として接することが多くなったような気がします。
コーチングのおかげで
子どもたちとの関係も良くなったような気がしています。
多分それは
子どもたちを変えたのではなくて
自分の意識を変えることができたからだと思っています。