昨日

今年最後のセッションを終えました。

 

 

私自身

「聴く」というスタンスを磨くトレーニングをしていて

極力自分の気配を消すというか

私の意識というバイアスが極力クライアントに影響しないような

聴き方に努めています。

 

 

バイアスをかけないということは

フィードバックもせず

もちろん

私自身の意見を言うこともなく

ただただ

相手に「問い」を投げることに徹します。

 

 

そうすることで

クライアントは自分自身の深いところまで

答えを探しにいきます。

 

 

そして

答えが出た時の身体感覚がとても大切。

 

 

その答えを

自分の体のどこの部分で見つけたのか。

思考(頭)ででた答えなのか。

感情(心)ででた答えなのか。

腹の底からでた答えなのか。

それよりももっと深い丹田あたりから湧き上がった答えなのか。

 

 

それを自覚してもらうことで

今自分がどのあたりまで納得して答えを出しているかがわかります。

やっぱり納得感がある答えは

思考より丹田。

 

 

思考だけで考えている時は

納得感が薄いもの。

「こうあるべき」で判断している場合も多いわけです。

 

 

そうではなくて

「こうあるべき」から

「絶対にこうしたい!」の部分まで掘り下げる。

 

 

掘り下げる作業って

実はとても大変です。

何度も何度も自分に問いかけて

自分を追い込むから

苦しかったりもします。

できれば避けて通りたいだろうし

誰かに答えを教えて欲しいと思うかもしれません。

 

 

でも

それをしていくことで

自分自身の目標を確実に達成していける。

 

 

これを続けているクライアントの方を

本当に尊敬しています。

 

 

私ができることは

聴くことで人の可能性を拓くこと。

 

 

来年も聴く力を磨いて

セッションをしていきたいと思います。