コーチングでは

ネガティブをポジティブな言葉に言い換えるという方法で

前向きな思考に変えるということをすることがあります。

 

 

簡単な言葉で言えば

「飽きっぽい」を

「好奇心旺盛」という言葉に変えてみる。

そうすると

いろいろ心移りしやすい自分の性格を

ネガティブと捉えている場合

好奇心旺盛というポジティブな言葉を使うことで

自分の嫌だと感じている部分を

受け入れやすくなるわけですね。

 

 

ということは

好奇心旺盛の中には

実は飽きっぽいという面も含まれているわけですが。

 

 

そう考えれば

1つのことにはネガティブと捉えられるものと

ポジティブと捉えられるものが含まれているんですよね。

 

 

どちらと捉えるかは

自分次第。

それが思考のくせとも言えますが。

 

 

もちろん

常にポジティブな見方をすれば

前向きに考えられるし

落ち込むこともありません。

 

 

でも

自分の心が常にポジティブに振れているというのは

常にネガティブに振れているのと

結局は同じことなんですね。

 

 

本来

どちらの見方もできるのに

一方ばかりに偏っているのは

それがポジティブという

一見良い様にみえているものでも

偏っていることには変わりなくて。

 

 

ネガティブを否定するのではなくて

ネガティブと捉える自分も

ポジティブと捉える自分も両方自分であって

そもそも

物事にネガティブだのポジティブだの

そんなジャッジをせずに

「あぁ そんなことがあったんだ」とか

「この人はこういう人なんだな」とか

「自分はこういう視点で考えるのがくせなんだな」

と淡々と受け入れることができれば

もう

ネガティブだのポジティブだのに捉われることはないわけです。

 

 

いわゆる中庸な世界ですね。

 

 

ネガティブもポジティブも

ジャッジからくるもの。

 

 

ジャッジせず受け入れる。

 

 

相手の良いところを見つけることができる。

これはとても良いところだし

相手の良いところをその人に伝えることができれば

その相手もポジティブになって

前向きになれるかもしれません。

いや きっとなるでしょう。

 

 

でも

いつもどんな時でも

良いも悪いもジャッジせずに

相手を受け入れる気持ちでいれば

その相手は前向きになる以上に

安心で安全な時間と空間に包まれて

あなたとの時間をもっと過ごしたくなるはずです。

 

 

それが相手ではなくて

自分も一緒で。

ポジティブな自分が好きというよりも

どんな自分も受け入れられる自分になれれば

どんなことがあっても

自分自身が安心していられる。

 

 

だって

失敗したって

情けない思いをしたって

自分がその経験や事実を

そのまま受け入れられれば

とっても気持ちが楽になりませんか?

 

 

私自身

自分に対してとってもエエかっこしいだった部分があって

いや

多分他人からの目以上に

自分自身の目を気にしていた過去があります。

 

 

なので

失敗した自分を認められなかったし

ネガティブ思考の自分を情けないとも思った。

ネガティブ思考を認められないと

必死にポジティブに考えようとするけれど

無理にやっているから

頭はついていってるけど

心は置き去りってことがありました。

 

 

なので心が疲弊する(笑)

 

 

自分自身に格好つけるって

ほんと疲れますよね。

 

 

ネガティブにもポジティブにも

振れることなく

常に中庸なポジションでいる。

 

 

これって

とっても大切なんじゃないかなって思います。

 

 

とはいえ

コーチングではネガティブを言い換えるってことは

やってみたりするんだけども(笑)

大切なのは

その次の段階って思っています。

 

 

さて

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございます。

 

 

では

また。

 

お友達からひと枝もらってきて育ててきたパキラ。

すっかり大きくなって

植物の生命力の高さに元気をもらっています。

緑の多い空間って

それだけで気持ちが安定しますよね。