何年か振りにセブンイレブンのおでんを食べたので

自分でも作りたくなり

朝からいろいろ仕込んで土鍋いっぱいに作りました。

 

 

作ったのはいいんだけれど

夫は

「おでんはおかずにならない」

という人なので

作ったところで

ご飯のおかずに認定されず

別に作らなければならないのだけれど。

 

 

我が家の・・というか

夫のおでんに対する認識はそんな感じなので

一生懸命作ったところで

労力の無駄じゃない?そう思って

我が家の食卓にはなかなか登場することはありませんでした。

 

 

でも

私は食べたい。

 

 

その時

ふっと思ったんですけどね

「あれ? 私 夫を基準に夕食のメニューを考えてない?」って。

 

 

まぁ 100パーセント彼の好みで作っているかというと

嘘になるんだけど

(嘘になるんじゃん!)

でも

どうせ作るなら彼の好みで作ろうっていう無意識に

少し驚いたわけです。

 

 

無意識恐るべし。

 

 

セブンイレブンの糸こんにゃくが

私におでんの美味しさを思い出させてくれたので(笑)

彼の好みに関係なく作りました。

 

 

えぇ

土鍋いっぱいに。

 

 

そして

彼にはカレーを(ギャグではなくて)別に作って

心置きなく私はおでんを堪能しました。

 

 

ちなみに

夫はおでんが嫌いなわけではなくて

白いご飯に合わないと思っているだけなので

おでんは食べるわけです。

今回はカレーなので

サイドメニューはおでんという感じで

結局いろいろ食べてました。

(結局食べてるんだよなぁ・・・)

 

 

さて

 

 

このおでんの件に限らず

私たちの間には違う部分が多くあります。

二人でも結構ある。

これが人数が増えたら

もっと違う考えや、好みや価値観の人たちが集まるわけですね。

 

 

その中で

共感したり、同じだったりという部分を見つけて

仲良くなったりするわけですけど

基本的には自分と同じという人はいない。

 

 

わかっちゃいるけれど

何故だか自分の考えや価値観を

相手に求めてしまう時があります。

 

 

特に

自分が正しいということが明確になっている時。

 

 

そういう場合は

相手の行動だったり

考えだったりを

責めたり、改めさせようとしたり

そんなことにエネルギーを使いがちです。

 

 

「それが相手のためになる」

 

 

正義感がそうさせるのかもしれません。

 

 

だけど

正しいという価値観でさえ

人によって違うんですよね。

 

 

そりゃ

法律を破るとか体に悪いとか

そういうレベルなら

同じかもしれませんけど。

 

 

いや

それでも違う人もいるんだろうなぁ。

 

 

最近は

何かを正す

という部分にエネルギーを使うことをやめました。

とくに夫婦間には。

 

 

相手との違いを楽しんでいる方が多いかな。

 

 

もちろん

価値観が同じ部分もあるから

一緒に生活していて心地よいのかもしれないけれど

自分と全然違うところを

面白がっているほうが毎日が愉快です。

 

 

自分と相手を同化させない。

 

 

自分との距離が近ければ近いほど

同化させずに

違いを楽しむ。

 

 

そんなことが

ようやくできるようになりました。

 

 

それでもって

おでんの件ですが

 

 

「おでんの日はカレー」

 

 

という

なんだか訳のわからない合言葉が我が家に誕生しました。

 

 

まぁ

カレーを作っておけば

喜んでくれるので

それはそれで楽ちんですけど(笑)

 

 

久しぶりのおでん。

美味しかったです!

 

これはウトロで食べたトマトカレー。

コロッケは鹿肉いり。

トマトカレーが美味しかったので

おでんのおともに作ったカレーもトマトカレー。

このカレーの味を思い出して作ってたら美味しかった!