ここのところ

意識や視点を変えるというようなお話をブログに書いています。

 

 

コミュニケーションでも

意識をどこに向けるかで

そのコミュニケーションの質が変わるものです。

 

 

例えば

相手を苦手を思っている場合。

意識は苦手の理由やその人との今までの関わり方に向いています。

 

 

この人のこんな部分が嫌だ。

こんなことを言われたからいい気持ちがしなかった。

 

 

そんなふうに。

 

 

でも

私はこの人のどんな部分に苦手意識を感じているんだろう?

そんなふうに自分を客観的に見ながら

相手とコミュニケーションをとってみると

「嫌いだ」

という感情で心がいっぱいになることはありません。

 

 

何故なら

客観的に見てる自分は冷静だから。

 

 

コミュニケーションは誰かととるだけではありません。

自分とのコミュニケーションも同様。

自分の嫌な部分に意識を向ければ

そりゃあ後ろ向きな気持ちになることの方が多い。

 

 

そこから

前向きに立て直す方法もありますが

それよりも

自分にできている部分や好きな部分に意識を向けてみる。

 

 

そうすることで

前向きになれることは多いものです。

 

 

とはいえ

人は内面を見つめる時

どうしても

悩ましい部分に意識を向けがち。

 

 

なんででしょうね?

 

 

できる理由を探すより

できない理由を探す方が簡単というのと

一緒かもしれません。

 

 

「〜がないからできない」

「あの人が〜だから上手くいかない」

 

 

どうやら無意識のうちに

「できない」と決めているようです。

 

 

無意識を変えるためには

まず意識的に無意識の部分を変えていく。

 

 

最初はぎこちなくても

そのうちそれは無意識に落とし込まれます。

 

 

どのくらいの期間で

それができるようになるかは

人それぞれ。

 

 

数日で無意識が塗り変わる人もいれば

数ヶ月かかる人もいる。

もしかしたら

年単位の人もいるかもしれません。

 

 

でも

意識をすれば

必ずそれはできる。

 

 

ただ

他人まかせでは出来ません。

 

 

誰かが気づかせてくれたとしても

腹落ちしたとしても

それを習慣化させていくのは自分。

 

 

だれも魔法はかけてくれないのです。

 

 

ちなみに

私も意識的にあれこれ考えるという訓練をしています。

これは

コーチとして常にフラットに物事を捉えるために必要なことだと思っています。

 

 

自分の意見を持つということも必要ですが

常にいろいろな視点で物事を考えることはもっと必要です。

そうでなければ

多くのクライアントの方とコミュニケーションを取ることは難しい。

 

 

何故なら

自分の無意識からくる価値観や物事の考え方、習慣で

相手をジャッジすることの危険性を知っているからです。

 

 

ジャッジするということは

時に相手の可能性をつぶすことにもつながります。

 

 

また

相手を理解できずに終わることもあるからです。

 

 

無意識だったことに意識を向けてみる。

そして

それを意識的にしてみる。

 

 

そう

それは筋トレと一緒。

あぁ これ 何度も書いてますよね。

 

 

でも

本当に筋トレと一緒です。

 

 

時に筋肉痛が起きるかもしれませんが(笑)

効果は絶大です。

 

 

意識的に

コミュニケーションをとっていきましょう。