数年前

オホーツク海に沈む夕陽を見に行こうと思い立ち

ギリギリセーフで能取岬に到着したことがありました。

(札幌から能取岬までだいたい五時間くらいかな)

 

 

ほぼほぼ陽が沈みそうだったんだけど

私には一回夕陽が沈むのをやめて

少し上がって見えたんですね。

 

 

実際は上がってないのかもしれない。

いや 普通に考えたら上がるわけがないんだけど。

 

 

でも私には

「せっかくここまで来たんだから

巻き戻ってこの辺まで上がってあげよう」

って太陽が言っている気がしたんです。

 

 

一緒に行った夫は

「そんなわけない」

って笑ってましたけど。

 

 

まぁ

そんなわけないんですけど

私はそう見えたんです(笑)

 

 

私は

「絶対に夕陽が沈むまでにあそこに行く」

と決めて札幌をでました。

 

 

訳のわからない自信が

そういう景色を目の前に作ったのかもしれません。

 

 

ちょっと話がそれましたが

自分の時間の長さは

自分が決めているというのは

みなさん覚えがあるんじゃないかと思います。

 

 

例えば

楽しいことをしているときは

あっという間に時間が過ぎるけれど

つまらないことをしていれば

時間は長く感じるという経験は

ありませんか?

 

 

本当なら

時間の進み方はどんな場合でも一緒。

 

 

実際に時計が早まるわけではなく

針がゆっくりになるわけでもないわけです。

 

 

でも

意識が変わってくれば

時間の感じ方が変わってくる。

変わってくれば

それは時計が早まったり

針がゆっくりになったりしているのと

同じようなものです。

 

 

さて

私のクライアントの方で

この春から自分のしたい仕事に転職した方がいらっしゃいます。

 

 

会社員からフリーランスへの転職。

いろいろ不安な面もあるけれど

その不安を勇気に変えて決断しました。

 

 

「毎日仕事が楽しくて仕方がない。

 楽しいことばかりでそれでいいんだろうか?」

 

 

そうおっしゃってました。

 

 

そもそも

「仕事イコール辛い」

というのは思い込みの一つですね。

 

 

もちろん

楽しくていいんです。

大変でも

それは楽しみのための大変だから

辛いとは感じないもの。

 

 

おっと

時間の話をしていましたね。

 

 

仕事が楽しければ

8時間働いていても残業をしていても

早出をしていても

あっという間に時間が過ぎていく感じになります。

 

 

自分の意識で

時間の長さを決めることができる。

 

 

そして

意識が目の前の景色を

自分のいいように感じて見えることもある。

冒頭の私のように。

 

 

相手を変える必要もなく

周りの環境も変える必要もない。

 

 

ただただ

自分の意識を変えていけばいい。

 

 

至ってシンプル。

そして

これを読んだ瞬間から始められる。

 

 

さて

意識を変えて

どんな景色をみたいですか?

 

朝の散歩は1日の始まりを楽しくしてくれます。

なぜなら体を動かしているほうが

頭の回転がいいから。

じっとしてると私は脳みそが怠けちゃうらしい。