30年前のことです。

 

就職活動をしているとき

私は

どの会社に入ろうか?

そんなことを考えていました。

 

どんな仕事をしたいか?

それは漠然とありましたが

はっきりとした希望があったわけではありませんでした。

 

ありがたいことに

就職活動の時期はバブルの真っ最中。

OB・OG訪問でクリアーすれば

部長クラスの面接にいけるといった

まさに売り手市場でした。

青田買いも当たり前にあった時代です。

 

今思えば

あの時にどうして

「どの会社に入ろうか?」

ではなく

「どんな働き方をしたいか?」

と考えなかったのかと思いますが

22歳の私にはそんな考えなどひとつも思い浮かぶことはありませんでした。

 

パラレルワーカーとなって

2つの仕事を持った51歳の今

しみじみと感じるのは

「どんな働き方をしたいのか?」

そして

「どんな生き方をしたいのか?」

ということがとても自分の中で大切だということです。

 

自分らしい働き方をして

自分らしい生き方をする。

 

100人いれば100通りのそれはあります。

 

誰かの真似をする必要もなく

そして

誰かと働き方は一緒でも

生き方は一つとして同じ生き方はない。

 

ただただ

毎日が納得できて

楽しく幸せに働いて生きていけたらいいんです。

 

もし

今がそうでなければ

ちょっと立ち止まって自分と向き合ってみたらいいと思います。

 

自分と向き合うって

結構面倒なんです。

相手も道具も何もいらないのに。

自分を相手にすることは一番大変。

 

でも

働き方や生き方に満足をしていなければ

ぜひ向き合ってみてください。

徐々に徐々に

ちょっとずつ

答えが出てくるものです。

 

もし

一人で見つからなければ

どうぞコーチを頼ってください。

そのために

私はパラレルワーカーをしているんですから。