アメリカひとり旅から息子が帰ってきました。

と言っても

北海道ではなくて東京の自宅に戻ったんですが。

 

 

ひとり旅なので

日本語が話したくなると

時間構わず電話してくるあたり

相当刺激的な毎日だったんだろうと思います。

 

 

私自身

若い時に親に電話することなんて

本当に用事がある時しかしなかったので

彼がちょっとしたことで

私に電話をしてくることが

不思議だったりします。

 

 

考えてみれば

中学生から親元を離れて

寮生活をしていて

話をしたいという場合は

電話(それも寮内の公衆電話)しかなかったので

電話で話すということは

特別なことじゃないのかもしれません。

 

 

身内とFacebookで繋がったりするのはいやだ

 

 

という息子ですが

電話という手段は嫌ではないようです。

 

 

そんな彼がこの春大学を卒業して社会人になります。

 

 

彼のおかげでいろいろな経験をさせてもらいました。

 

 

「人と違ったことをやったほうが面白いんじゃない?」

 

 

っていう

常にハッパをかけるような母親だったので

接していて楽な部分もあれば

「何言ってんだ この人・・・」

と思ったこともあるだろうなぁ(笑)

 

 

考えてみれば

どんな人生を歩んでも

人と同じことなんてあるはずもなく

同じように見えたって

彼自身の中は誰とも一緒なわけじゃないので

私の一言なんて

大したことはなかったんだと

今更ですが思います。

 

 

ただ

自分の幸せって何だろうなぁと

たまには考えてもらいたいと思います。

 

 

これから社会人になって働いていくわけですが

何のために働いているんだろうってことを

ちゃんと考えていって欲しい。

 

 

そんなことを思った朝でした。