「竹村さんならどうしますか?」

セッションをしていてこういう質問をされることがあります。

セッションで私自身のことをお話することはあまりありませんが

質問されたのでちゃんと答えます。

 

 

 

「私の場合は・・・」

と言うと

「それは竹村さんだから出来るんです。私には無理です」

という答えが返ってくる場合があります。

 

 

 

確かにそれはその通り。

一人一人考え方も違うので

解決の仕方も違います。

コミュニケーションの仕方も違うし

表現の仕方も違います。

 

 

 

でも

「私には無理です」

という答えをする人は

自分のことは人と違うといいつつも

相手が自分の考えや思いが違うことを認めることが出来ない場合があるようです。

 

 

 

だから

自分の思う通りにならないと極度のストレスを感じてしまったり

コミュニケーションを取るのが嫌になったりします。

 

 

 

コーチングを受けて自分を変えたいと思いつつ

本当は相手を変える術を知りたいと思っている気がします。

まず相手に変わってもらって自分を心地よくしたい。

本当は順序が逆なんですが。

 

 

 

確かに

コーチングのスキルを使って相手とのコミュニケーションを変えることが出来るけれど

でもそのためには自分のコミュニケーションの仕方をまず変えなくてはいけない。

魔法使いの杖のようにサラッとふれば相手が変わるスキルなんてありません。

 

 

 

自分が変わることを恐れない。

自分が変われば相手が変わるということを信じてみる。

そういう柔軟性がコーチングを受けるには必要なのかもしれません。

頭でスキルを学んでも実践しなければコーチングは何の役にも立ちませんから。

 

 

 

でも

ちゃんと実践している人は

結果もちゃんと出ています。

 

 

 

コミュニケーションも生き方も柔軟性があったほうが自分が楽しいし、ラクなんじゃないでしょうか?

ストレスはたまるのではなくて

自分がストレスをためているのかもしれませんね。