買い物が終わって車に乗り込もうとしたコンビニエンスストアの駐車場で

ふっと横を向いたら運転席で一生懸命アルバイト情報誌のページをめくっている女性がいた。

真剣な顔をして 年齢は私くらい。

 

 

 

夕方 出かけるために家の近くのバス停からバスに乗ったら

前の席に座っていた女性がどうやら泣いていたようで

時折 手で涙をぬぐっていた。

やっぱり私くらいの年齢だと思う。

 

 

 

人は自分のフィルターを通してしか物事を見られない。

たまたま同じ日にそういう姿の二人の女性を見た私は

なんだか辛かったころの自分を重ね合わせてしまって

本当はどういう状況なのかもわからないのに

思わず

「うん 大変だよね」

なんて余計な感情移入をしてしまった。

もしかしたら 働くのが嬉しくてアルバイト情報誌を見ているのかもしれないし

もしかしたら うれし涙がこらえられなかったのかもしれないのにね。

 

 

 

少し前の私なら そういう女性を見て

「頑張れ!」なんてエールを送っていたかもしれないけど

もちろんみんな頑張っているわけで。

なにも 毎日の生活が自分の想像通りの生活じゃなくたって

それはそれでちゃんとした日々の暮らしになっている。

華やかじゃなくたって

優雅じゃなくたって

ヒールなんか履かなくたって

ランチになんか行かなくたって

おひとり様を楽しまなくたって

そこにはちゃんと地に足がついている生活があるわけだから。

 

 

 

「普通の主婦だった私が こんな風に変わりました」

「なんのとりえもない私でも こんなことが出来ました」

っていう人がいるけれど

普通の主婦でいいんじゃない?

普通の主婦が何もできないとでも思ってるの?

っていうより普通ってなに?

なんてB型のあまのじゃく気質が顔を覗かせる私。

 

 

 

普通の主婦ができるからこそ

ちゃんと地に足がついた状態でいるからこそ

次のステップに進めたわけ。

次のステップだって人それぞれ。

別に外に出なくたって

何かを成さなくたって

人はちゃんと次のステップに進むもの。

 

 

 

日々の暮らしをちゃんと生きていくって大変だし大切。

 

 

 

だから

「頑張れ!」

じゃなくて

「うん 大変だよね」

 

 

 

そういえば私も離婚直後は無職無収入。

仕事を探すために求人誌を毎週買っていた。

もう30代後半だったし なかなか仕事が見つからなかったから(笑)

今思えば就職活動期間は2か月くらいだったんだけど

長く感じたなぁ。

 

 

 

彼女の仕事が早く見つかりますように。

彼女の涙の原因が早く解決しますように。

 

 

 

辛い時は誰にでもあるよね。

 

 

 

ということで

また 明日。

 

 

目標に向かって行動を加速させて

なりたい自分になるコーチングセッション。

自分らしい生き方をみつけてみませんか?

私に是非お手伝いさせて下さい。

お問合せお申し込みはこちらから。