今週は私の両親の生まれ育った新潟県長岡市の花火大会がありました。

なんでも日本三大花火大会の一つなんだそうで

まぁ その中でも歴史は一番古い花火大会です。

名物は三尺玉。

幼いころは親戚の家に遊びに行って

その家の屋根に上って花火を見たものでした。

信濃川の河川敷でも見たなぁ。

もう 河川敷で見たら圧巻です。

地響きの後から花火が空から降ってくる。

長岡の花火をみて育つと普通の花火は物足りない感じがして

他の花火大会には行かなくなりました.。

 

 

 

今年はその長岡の花火を生中継で見ることができてちょっと感無量になりました。

昔を思い出したのと今の我が家の状況があれこれ駆け巡ったわけです。

 

 

 

というのは

私の両親というか先祖はずっと長岡市で生まれ育って

自分達の仕事や家を守ってきたわけです。

私は父の仕事で東京で育ちましたが小学校1・2年生の時は新潟市で暮らしていました。

親戚ももちろん長岡に大勢います。

それが今は両親と私は北海道に住んでいる。

子どもたちももちろん道産子ですが

今は北海道にいません。

 

 

 

あぁ これが縁っていうものなんだなぁって思うのは

息子は私の育った東京にいて

娘は両親の故郷である新潟にいる。

 

 

 

子どもたちのおかげで

それまで暮していた街や生まれ育った場所がより身近に感じられ

そして今まで以上に愛おしくも感じられるわけです。

彼らがいなかったら もしかしたらその場所は『懐かしい過去』の引き出しにしまってしまったかもしれない。

でも 現在形でその場所に思いを馳せることができる。

 

 

 

子どもを産み育てるというのは

毎日戦争のように忙しかったり 慌ただしかったり 悩んだりすることの方が多かったけれど

年月を重ねるとそれだけじゃなくて

なんだかありがたいことばかりが増えてくるんですね。

 

 

 

そんなことを思いながらBS放送の生中継を見ていたら

なんだか涙腺が緩んで

ひとりでグスグスしていました。

変ですよね(笑)

 

 

 

何かを繋ぐということをするというのは

とても幸せなことだと思います。

私の場合は子どもを持つということで命を繋いできた。

もう それだけで生きてきた証があって

それだけで幸せなこと。

もちろん それが子どもだけじゃなくて

縁を繋ぐということだったり

文化を繋ぐであったり

それは人それぞれですね。

 

 

 

近いうちに家族全員で長岡の花火を見たいなぁ。

信濃川の河川敷で

そう かぶりつきでね。

また やりたいことリストが一つ増えました。

 

 

 

来週は子どもたちが東京・新潟から帰って来ます。

花火を見て涙腺が緩んだことは内緒にしておこ~っと(笑)

 

 

 

ということで

また 明日。