この春から新しい環境で生活をする娘。
知り合いもまったくいない場所で
一から人間関係を作っていかなくてはなりません。
中学・高校と6年間一貫教育だったので
6年間一緒に過ごした仲間たちは
それこそ兄妹のような関係でした。
男子も女子も関係なく。
そんな濃い友人関係に恵まれた彼女。
「あぁ 大学でそんな友達ができるんだろうか」
なんてちらっと呟いてました。
ちらっと聞いたから
「出来るよ~大丈夫」
ってちらっと答えたけれど
よくよく考えてみたら
ちょっと考えが変わったわけです。
なので
「そもそも大学って勉強するところなんだから
友達を作ることに精力を傾けなくていいんじゃない?
出来れば出来たでラッキーだし、親友なんて一人見つかったらラッキー
大勢の友人を作るために大学に行ってるんじゃないんだから。
そう! 友人は作らなくてもよし!」
「そんなもんか・・・」
娘の答えはそっけない感じ。
でも 力が抜けた感じ。
そうそう
いいのいいの。
確かに友達を作ることは良いこと。
だから簡単に「たくさんの友達を作ろう」とか
「友達は財産だから・・」なんて言ってしまいがちだけど
でも
それが上手くできなかったら
なんだか自分がダメなんじゃないかって思っちゃう。
「友達を作るのは良いこと」が
いつの間にか
「作らなくてはいけないこと」と思って
それがプレッシャーになる人もいる。
我が家の娘のように。
もちろん ぜ~んぜん気にならない人もいるはず。
でも これは自分が気にならないといっても
子どもが同様だとは限らないところが危険。
その何気ない一言が
プレッシャーに感じる人もいるんですね。
まぁ
「そんなことまでかまって話してはいられない」っていう人もいるかと思いますが
「そんなことでプレッシャーがかかっちゃうのよ~」っていう人もいるわけです(笑)
一般的に「良いこと」でも
無理をすれば心に「悪いこと」になるんですね。
そうそう
「頑張れ!」っていう言葉は良い言葉だけど
頑張りすぎている人に「頑張れ!」っていうのは悪いことだっていうのと一緒です。
いい加減くらいがちょうどいいのかもしれないなぁ。
「いい加減」って「良い加減(丁度いい加減)」ってことですからね。
ということで
良いことでも無理せず
気楽にやっていきましょうっ。
今日も最後までお付き合いありがとうございました。
問題を解決していくのは自分の力
でも 心を軽くしてあげることは私にもできる。
っていうか それしかできないけどね。
では
また 明日。