例えば 太陽が燦々と降り注いでいて
とっても気持ちいいお天気なのに
明るすぎると
目を細めてしまって
わざわざサングラスをかけたりする。



思いっきり目を開きたいときは
日光が強すぎない方がいい。



心も一緒で
一点の曇りもない
いつも明るい人と接する時
心を思いっきり開くって意外と難しい。



そういう人を前にすると
なんだか自分の薄汚れた部分が恥ずかしくなったりしてね。
「眩しすぎるなぁ~」
そう思うと
その薄汚れたところを隠そうとして
心をちょっと閉じちゃう。



そう
太陽と北風の逆バージョン(笑)




たまには薄曇りになれる方が
安心して一緒にいられたりする。
薄曇りになれる人は
嫌な経験も
つらい過去も
ちゃんと引き出しにしまっておける人。



自分の心の引き出しは
なにも強みとか出来る事とか
楽しかった経験とか
達成した夢とか
そんな明るいものばかりではなくて
くら~い事もちゃんとしまっておかなくてはだめ。



無かったことにしたり
辛いことを乗り越えたからって
それをポジティブに変えてみたりなんて
そんな面倒くさいことしなくていい。



そういう部分が引き出しにちゃんと入っているから
今 悩んでいる人と接する時に
太陽が燦々と降り注いでいるような態度ではなくて
心が安心して開けるような
薄曇りの雰囲気で接することができるんだから。




心の引き出しはちゃんと細かく分かれている。
それぞれ落ち着く場所がちゃんとある。



そう思えば
今辛くても
絶対に無駄な事じゃないし
良い経験をしている最中。
ホントにそう。




太陽燦々って人も大切だけど
薄曇りが出来る人の方が
貴重だったりするもの。
そんなことをつらつら考える今日の徒然。



今日も最後までお付き合いありがとうございました。
たま~に黒タケムラが自分のこころを占領するんです。
コーチらしからぬ黒タケムラ(笑)
でもね
にんげんだもの・・ということです。