嵐が来ても・・・といっても 台風ではありません
生きていると 心の中にちっちゃい嵐や周囲からの大きい嵐がやってきます

好むと好まざると嵐はやってきて
それを 切り抜けていかなくてはなりません

それには「強い心」が必要でしょうか
いえいえ 大きな嵐が来ても大丈夫な心は
「しなやかにしなる心」だと思います

かれこれ10数年前 東京を襲った台風で
私の母校の象徴である 欅並木の大きな欅が
根本からバキっと折れるということがありました
欅はとても材質が堅い木だそうです

大きい嵐であればあるほど
それを切り抜けるためには
しなやかな心が必要になります

親はいつまでも子どもを嵐から守ってはあげられません
なので ちっちゃい嵐を子どもがどう対処していくのか
それを見守ることが大切です

大人になって いきなり大きな嵐に対処できるようにはなりません

お勉強ができても
嵐に弱い心では 親は心配ですよね

子どもは本来自分で生きるための力を持っています
その力を 眠らせたままにしておくのか
それとも 最大限に引き出して 社会に送り出すのか

それは 親の子どもに対する接し方にかかっています