「引っ越しするの。
ほとんど何も持たずに 引っ越すから。」
「じゃあ 手伝うわ」
「たいして 大きいものはないんだけど。」
「大丈夫 私 力はあるから 運べるよ」
友達との電話の会話。
勿論 「力がある」のは私。
去年から
「離婚したい」という話は聞いていた。
いつ 彼女が行動を起こすのか
私を含め ママ友は見守っていた。
「我慢することないよ。別れた方がいい。」
ママ友仲間の唯一の離婚経験者の私は
半ば冗談で何年か前に彼女に言ったことがある。
彼女がどれだけ大変だったか そしてどれだけ苦しんだか
私には想像するに難くないことだったから。
「子どもが可哀そうだから」
「子どもが大きくなるまでは」
「子どもに辛い思いをさせるのは」
そういう言葉をよく聞くけれど
私はコーチだ
常に
子どもの自己肯定感を高めるには
まず、親の自己肯定感を満タンにしなければ!
と 言っている。
子どもは 親が我慢している姿をしっかりと見ている。
そして いずれ「自分の為に我慢してくれている」と思ってしまう。
親は 自分のせいで子どもが不幸になったらと思いながら暮らし
子どもは 自分のせいで親が我慢していると感じて暮らす。
文字にすれば こういう生活が親子にとって良いわけないと分かるのに
感情の中で処理しようとするから それが最善の道だと思ってしまう。
一歩踏み出せば 明日は見える。
明日が見えれば たとえ坂道だって のぼっていける。
一番辛いのは 明日が見えないこと。
平坦な道だって それはどこまで行けばいいのか分からないほど 辛いのだ。
陽のあたる山道を選んだ彼女。
「5年後には再婚するから」
そう 電話では笑っていた。
「抜かされない様に 私も頑張るわ」
もう 大丈夫。
決断した女は 明日しか見ないから。
ほとんど何も持たずに 引っ越すから。」
「じゃあ 手伝うわ」
「たいして 大きいものはないんだけど。」
「大丈夫 私 力はあるから 運べるよ」
友達との電話の会話。
勿論 「力がある」のは私。
去年から
「離婚したい」という話は聞いていた。
いつ 彼女が行動を起こすのか
私を含め ママ友は見守っていた。
「我慢することないよ。別れた方がいい。」
ママ友仲間の唯一の離婚経験者の私は
半ば冗談で何年か前に彼女に言ったことがある。
彼女がどれだけ大変だったか そしてどれだけ苦しんだか
私には想像するに難くないことだったから。
「子どもが可哀そうだから」
「子どもが大きくなるまでは」
「子どもに辛い思いをさせるのは」
そういう言葉をよく聞くけれど
私はコーチだ
常に
子どもの自己肯定感を高めるには
まず、親の自己肯定感を満タンにしなければ!
と 言っている。
子どもは 親が我慢している姿をしっかりと見ている。
そして いずれ「自分の為に我慢してくれている」と思ってしまう。
親は 自分のせいで子どもが不幸になったらと思いながら暮らし
子どもは 自分のせいで親が我慢していると感じて暮らす。
文字にすれば こういう生活が親子にとって良いわけないと分かるのに
感情の中で処理しようとするから それが最善の道だと思ってしまう。
一歩踏み出せば 明日は見える。
明日が見えれば たとえ坂道だって のぼっていける。
一番辛いのは 明日が見えないこと。
平坦な道だって それはどこまで行けばいいのか分からないほど 辛いのだ。
陽のあたる山道を選んだ彼女。
「5年後には再婚するから」
そう 電話では笑っていた。
「抜かされない様に 私も頑張るわ」
もう 大丈夫。
決断した女は 明日しか見ないから。