コミュニケーションはキャッチボール。
受け取りっぱなしでは 続きませんよね・・。

では キャッチボールを長く続けるためには どんなことが必要でしょうか?

それは 相手のペースに合わせるということは言うまでもありませんよね。

例えば 小さい子どもにボールを投げる時は
自分もかがんで 子どもが取りやすいように
下から 軽くポンっという具合に投げますよね。
受け取る時は 力のない子どもが投げるのですから
なるべく 前に行って受け止める。


逆に 男性同士がキャッチボールをするなら
ある程度 距離をおいて
力一杯 投げても大丈夫なように 構えますよね。
リズムも一定を保って 相手が取りやすいように投げます。

続けるためには 相手のペースに合わせることがとても大切です。
自分のペースではない 相手のペースを考える。

簡単そうで 実はなかなか難しい。

まず、相手の調子をじっくり見なければいけない。
そして、投げるボールのペースを見極めるのです。
ペースだけでなく、言葉も相手に合わせて選ばなければいけないですよね。

子どもに難しい言葉を言ってもわかってもらえないし
逆に 大の大人に若者言葉だけで話しても 真意は伝わらない。

先日 こんなことがありました。
仕事関係の方とお話をしていたのですが、
相手の方はとても丁寧に私の話を聞いて下さるのですが、
なんだかとても違和感を覚えたのです。
「何故だろう?」と 打ち合わせを終えて私は帰りの車の中で考えました。

その方は 私の話をちゃんと聴いてくれてはいたのですが、
相槌の打ち方のリズムがとてもゆっくりで
話している方としては「なんだか 上から目線で評価されている」
感じがしたのです。
私の話に興味を持ってくれているというよりは
ただ、「話を聴いてあげています。」という印象を受けてしまったのです。
当然 会話はトーンダウン・・・。

やはり 相手のリズムに合わせることはとても大切だと実感しました。
そして、相槌も会話のペースにあったものにすること。
もっと お話を伺いたい!という相槌がポイントですね。
「あなたに興味があります!!」これが重要。

これは 子どもとの会話も同じこと。
ただ、「ふんふん」と相槌をうっていては
だんだん 話すことも楽しくはなくなりますよね。

キャッチボールのリズムと相槌のバリエーションを増やせば

よりよいコミュニケーションが出来ますよ!!